酸性・含鉄(II・III)・ 含硫黄-アルミニウム-硫酸塩泉
(雲仙温泉) 44度 / ph2.3 / H16.10.22 / 自然湧出
Na+ = 15.1 / H+ = 5.5 / K+ = 9.6 / Mg++ = 8.7
NH4+ = 21.3 / Ca++ = 53.9 / Al+++ = 61.3 / Mn++ = 0.3
Fe++,FE+++ = 38 / Zn++ = 3.2 / Cl- = 24 / F- = 0.3
Br- = 0.2 / I- = 0.2 / HSO4- = 152.8 / SO4- = 825.5
S2O3– = 0.4 / H2PO4- = 0.9 / H2SO4 = 2.1
H2SiO3 = 246.3 / HBO2 = 0.8 / CO2 = 140.6 / H2S = 4.8
成分総計 = 1616mg
長崎県雲仙市小浜町雲仙303番地
0957-73-2576
男女別内湯
150円
9:00 – 23:00
雲仙温泉にある共同浴場のひとつです。ナビに住所を入れて案内通りに進んだら、すんなりと発見する事が出来ました。
狭い道を入った先にあるので、普通に探したら少し見つけづらいかも知れません。
助かる事に、共同浴場前には駐車場が数台分ありました。
早速中に入ると、券売機があります。入浴代はたったの100円。買おうと思って、ふと券売機を脇を見ると、どこかで見た事があるような旗が・・・
なんと、今年からJ1に昇格したモンテディオ山形の旗なのです。
山形の友人が熱心に応援しているので、私も気になっていたチームです。
それにしても、何で雲仙で山形?気になりつつ、とりあえずお風呂。
そのお風呂ですが、内湯のみの男女別です。
入って右側に小判型の湯船が一つ。左側に洗い場があります。
GW期間中だったからか、なかなかの盛況ぶりで、ひっきりなしに人が出入りしています。
お湯はうっすら白濁で、湯底がぼんやり霞んで見えます。菖蒲が浮いていました。
ほんのり硫黄臭。霧島のお湯に似て、少し明礬臭を感じます。湯口からは熱いお湯がざぶざぶ注がれています。
湯口のお湯の臭いを嗅ぐと、浴槽で嗅ぐより少しだけ硫黄臭が強いです。
肌ざわりはサラサラ系。お湯から上がるとサッと汗が引きます。一瞬、薄いお湯と言う印象を受けましたが、どうやらこのサッと乾く感触は硫酸成分が多い為のようです。
この手の泉質は結構私好みで、凄く好きです。
ただ、なんと言うか、九州の白濁硫黄泉って、霧島にせよ別府明礬にせよ、ここ雲仙にせよ、東北や北関東の物に比べると、かなりアメリカンな感じがします。
単に湯脈のせいでしょうか。それか、気候が寒い方が、お湯が濃縮でもされるのかな・・・?
九州の硫黄泉に北関東・東北クラスの濃さを期待するのは、難しいかなと思ってしまいました。
勿論、単純に比較する物でなく、雲仙のお湯も大好きですけどね。
ちなみに、浴後、モンテディオ山形の旗の意味を番台の女将さんに聞けました。
なんでも雲仙でキャンプをした際に貰ったのだとか。
モンテディオの小林伸二監督が雲仙出身なのだそうですね!
な~るほど、納得。次回訪問時も旗がそのままか、ちょっと気になる一湯です。
2009-5/4
コメント