大分県鉄輪温泉

旅館みゆき屋 (鉄輪温泉) ★3.5

塩化物温泉

大分県別府市鉄輪東6組
0977-66-0360
貸切露天風呂×2 (男女別?)
500円
11:00 – 21:00(休前日は~16:00)

鉄輪温泉街の一角、ここの前に訪れた「アサヒヤ旅館」から歩いて1分もしない所にある旅館です。
旅館入り口は少し奥まった所にあり、外見はまるで土産屋かアンティークショップのような風情をしており、ここが私達が目指していた旅館だと気付くのに暫く時間を要しました。

館内も外見通りにレトロチックで風情ある造りをしています。所狭しと並ぶ古民具や、鉄輪周辺の昔の写真などは、まるで博物館のように見応えがあるものです。
お湯云々ではなく、この館内に展示されているものを見るだけでも行ってみる価値がありますぞ!

さて、肝心のお風呂ですが、露天風呂が隣り合って2箇所あります。
最初男女別なのかと思いきや、どうやら貸切風呂にして利用されているみたいですね。
ヒノキ浴槽の露天と岩風呂があり、どちらも空いていたのでそれぞれを見比べたうえで岩風呂を利用させて頂く事にしました。
何故岩風呂を選んだかって?それは、岩風呂の方だけみかん(ザボン?)が4つ浮いていたからです。(笑)
いや、普段はみかんなんて浮いていない方が好きなんですけどね。
一日のうちに数多く周っていると、たまにはこう言う変わった方に入ってみたいと思えてくるのですよ。

お湯は無色透明ですが、ごく僅かに灰色がかって見えなくもないものです。
ほんのりと潮の香りが漂うしっかりと特徴を感じるお湯で、とても気持ちが良いです。
お湯は適温に調整されていますが、湯口からは熱湯がチョロチョロと掛け流されていました。味は薄昆布茶味と、薬味のようなクセを感じます。
何となく、芒硝っぽい感じがする口当たりなのですが、気のせいかな?
湯上りは意外なほどに汗がさっと引いたので、もしかしたら芒硝成分が多く含まれていたのかも知れませんね。
成分表を見つける事が出来ず、確認出来ないのが残念。
湯口にこびりついた温泉成分が見ごたえありました。

どこか昔懐かしさを感じるレトロチックなお宿です。
最近は懐古ブームですからね。若いカップルなんかが宿泊で利用すると良いかも知れません。

2006-2/27

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