大分県鉄輪温泉

アサヒヤ旅館(鉄輪温泉) ★3.0

ナトリウム-塩化物温泉
91.2度 / ph3.4
Na+ = 1010 / K+ = 146 / Mg++ = 4.9 / Ca++ = 42.2
Fe++ = 1.2 / Cl- = 1560 / SO4– = 424 / H2SiO3 = 666
HBO2 = 6.9 / 成分総量 = 3887mg

大分県別府市鉄輪井田1組
0977-66-0237
男女別内湯
500円
11:00 – 16:00

鉄輪温泉街の一角にある旅館です。
一体は小さな民宿などが軒を連ね、お互いが寄り添うように建っているため、どうしても狭苦しく感じる所が多いのですが、ここはかなり広々としていました。
ちなみに、最初正面玄関があるのを知らず、勝手口で延々「ごめんくださーい!」と叫んでしまいました。^^;
叫び続けること5分余り。やっと出てきてくれた女性曰く、「まだお湯が温いのよ」との事でしたが、折角来たのでと半ば強引に入れて頂いちゃいました。
この場をお借りして、本当にありがとう御座いました。

お風呂は内湯のみで、湯船が一つあるだけのとてもシンプルな造りですがなかなか広々としています。
お湯は無色透明の塩化物泉で、湯船の温度は少し温めの適温、湯口からは素手では触れないほどの熱湯がドバドバと注がれています。
恐らく、清掃直後だったものと思われ、きっと最初に冷たい水を張って、熱い源泉と混ぜ、最終的には湯口の湯量を絞るのでしょう。
湯口の熱湯は非常に香りが良いものが注がれていましたが、浴槽内のお湯はどうも特徴に掛けるものが張られており、かなり薄まっているような印象を受けました。
ただ、代わりと言っては何ですが、清潔感は抜群で、これはこれで結構良かったです。やっぱ、鉄輪のような源泉温度が激熱の所は温度管理が難しいのでしょうね。
湯量を絞ってチョロチョロ掛け流したら「劣化している、新鮮ではない!」と言われてしまうし、加水しながらドバドバ掛け流しても「薄められている、特徴を感じない!」と言われてしまうし・・・
うーん。無理を言って入浴させて貰っていながら、こう言うレポートを書いている自分に罪悪感を感じます。
ゴメンナサイ。

今はどんどん熱交換システムなども発達していますので、いずれは源泉が幾ら高温でも加水しないで適温のお湯を勢い良く掛け流せるようになれば良いですね。
古さは否めませんが使い勝手が良さそうなつくりをしています。

2006-2/27

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