含硫黄-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉
新潟県妙高市燕温泉
男女別野天風呂
料金 無料
営業時間 日の出~日没
燕温泉は妙高山の麓にある標高1200メートルにある温泉地です。
ここには「黄金の湯」と「河原の湯」という、無料で利用出来る野天風呂があり、その両方を利用すべく行って参りました。
この日の燕温泉周辺は非常に濃い霧が立ち込め、視界が非常に悪く、慎重に車を走らせます。ゴルフ場を抜けて暫く走ると、燕温泉を日帰りで利用する人の為の駐車場があるので、そこで車を停めます。温泉街へはそこから歩いておよそ5分の
所にあります。
温泉街はこじんまりとしており、静かでとても雰囲気が良い所でした。
周辺にはスキー場などもあるので、冬場は多くのスキーヤーで賑わいそうです。
今回私が利用した野天風呂は、その温泉街を抜け、更に先に進んだ所にあります。
途中看板があり、残念ながら河原の湯は閉鎖中との事でした。
両方とも入りたかったですが、仕方無いので黄金の湯のみを利用させて頂く。
この黄金の湯ですが、男湯と女湯に分かれています。
以前は簡単な衝立があるだけで、男湯から女湯が見えてしまう造りだったらしいですが、私が訪れた時には間に高い岩が組まれており、しっかりと目隠しがされていました。女性でも気軽に利用する事が出来そうです。
湯船は男女とも各一つづつで、10人同時に利用しても十分な広さが確保出来るほどに広々としています。
簡素な造りですが、屋根つきの脱衣所もちゃんとあり、雨が降っていても脱いだ服が濡れる事はありません。
野湯のようなものを想像していただけに、思ったよりも立派な施設で驚きました。
お湯は薄く白濁しており、白い湯花が沢山舞っています。臭いは仄かな硫黄臭で、川原湯温泉を彷彿とさせる、弱いアスファルト臭がします。
飲泉した印象は、ごく僅かな塩分を感じる、ほとんど無味と言ってしまっても良いほどのものです。
浴槽内のお湯の温度は42度。湯口からはそれよりも僅かに暖かいお湯が良い勢いで掛け流されていました。
野天というだけあり、落ち葉やゴミのような物も若干浮いており、決して清潔と言える状態ではありませんでしたが、なかなか気持ちが良いお湯です。
立ち込める霧の中、鳥の鳴き声を聴きながらゆっくりと入浴する事が出来ました。
ロケーションもお湯もなかなか良く、次回は是非河原の湯も利用したいと思いました。
2005-6/18
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