カルシウム・ナトリウム-塩化物泉
（おまき温泉） 42.5度 / H13.12.26
Na+ = 458.4 / K+ = 4.08 / Ca++ = 556.9
Cl- = 1542 / Br- = 4.79 / SO4– = 190.7
HCO3- = 12.69 / H2SiO3 = 33.3
成分総計 = 2817mg
富山県砺波市庄川町小牧10
0763-82-2500
男女別内湯 ・ 露天風呂
500円
10:00 – 24:00
前日宿泊した湯谷温泉から車で1分の場所にあるお宿です。
日帰りにも力を入れているようで、広々とした駐車場があり、見た目はまるでセンター系って印象でした。
湯谷温泉はとても鄙びていて秘湯ムード満点ですが、こちらは秘湯ってイメージありません。
名前も「おまき温泉」を名乗っています。
使用されている源泉名も「おまき温泉」となっており、湯谷温泉の手前にある湯谷亭と同じ源泉を共有している様子でした。（詳細未確認）
内部もとても綺麗な印象です。
お風呂は男女別でそれぞれに内湯と露天がありました。
まずは内湯。入って右手側に浴槽があり、左手側にパーテーションで区切られた洗い場があります。
しっかり分離されていて広々とした印象。それ以外だと、サウナと水風呂、飲泉コーナーがあります。
内湯のお湯は、薄っすら濁って見えるもので、循環使用されています。
適温でツルツルする感触がなかなか気持ち良いです。
不快な塩素臭はせず、じっくり観察すると、潮臭と硫黄臭がするのが分かります。
源泉は恐らく湯谷温泉に似ていると思われますが、湯使いの差は歴然としており、源泉の特徴が僅かにしか感じられなくなってしまっているのが少し残念。
飲泉コーナーでは源泉がチョロチョロと注がれています。口に含んでみたところ、少し渋さを感じるもので、塩味と硫黄味がしました。
続いて露天風呂。内湯からそのまま出ることが出来ます。
岩風呂が組まれており、10人以上入れる浴槽がひとつあるだけでした。
お湯は無色透明で、内湯と同じ源泉が使用されています。恐らくこちらも循環されているようですが、鮮度は少し良く、肌触りがツルツルしてお湯の臭いも良いです。
立った状態だと周囲の畑や建物が見えてしまいますが、お湯に浸かると山並みだけが目に飛び込んできて、山峡のお湯に浸かっているのだと言う気分に浸ることが出来ます。
直前に入った湯谷温泉と比較してしまうと、申し訳無い程の差を感じてしまいますが、ここ単体で考えればなかなかのものです。
綺麗な施設で気軽に良いお湯を楽しみたいと言う、非温泉マニアな方にはオススメ出来る一湯だと思いました。
2007-6/17
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