新潟県松之山温泉

じょうもんの湯 おふくろ館 (松之山温泉) ★3.0

単純硫黄冷鉱泉
(じょうもんの湯) 13度 / ph7.8 / 10L / H2.7.4
Na+ = 85.1 / K+ = 1.9 / Ca++ = 21.3 / Mg++ = 16.2
Mh++ = 0.7 / Cl- = 6.5 / HS- = 2 / SO4– = 82
HCO3- = 224.8 / CO3– = 1.1 / H2SiO3 = 17.9
HS2 = 0.4 / CO2 = 6 / 成分総計 = 467.4mg

新潟県十日町市松之山黒倉1879-4
025-596-2200
男女別内湯
300円
10:00 – 19:00

松之山温泉街の外れ、植木屋旅館の更に先のような場所にある、宿泊する事も出来る入浴施設です。
温泉街から車で走って、5分程度(それ以上!?)掛かります。ここも松之山温泉に含めて良いのか分かりませんが、公式にもそのように紹介されているので、私のHPでは松之山温泉として紹介します。
たどり着いた「おふくろ館」は、コテージのような、お洒落な見た目をしています。
ちなみに、おふくろ館は、その名の通り、地元の「おふくろ」さん達が運営しているのだそうです。なんとも地元フレンドリーでアットホームな施設ですね。

さて、そんなこんなで、駐車場に車を停めて、中に入ろうとしたところ、玄関先に張り紙があり、「本日は貸切の為一般の方はご利用出来ません」とあります。
アチャ、残念。諦めて帰ろうとすると、中から人が出てきました。ダメもとで「お風呂入りに来たのですが・・・」と言うと、「あ、お風呂だけでしたら、今なら大丈夫ですよ」との事。
どうやら団体さんが食事に見えられるという事で、食事→風呂と言う流れになる為、一般お断りにしたのだそうです。タイミングギリギリでラッキーでした。お言葉に甘えて早速中へ。

中では、間もなくやってくる団体さんの為に、食事の準備が忙しなく行われています。そんな光景を横目に、お風呂へ。男女別で内湯がありました。
タイル張りでシンプルな浴室は、少し縦長な構造をしています。手前に洗い場があり、奥に湯船。思ったよりもコンパクトな印象です。
お湯は無色透明。ここの源泉は温度が低いらしくて、沸かしているようです。
硫黄泉とありますが、加熱で匂いが抜けてしまっているのか、殆ど無臭。
浴室内全体に、そこはかとなく塩素臭が香っていますが、お湯そのものからは何も感じません。もしかしたら浴室を清掃する際に使った洗剤の匂いが残っているだけかも知れません。

お湯は、肌触りが良い、なかなか気持ちの良い物です。おそらくまだ誰も利用していない一番風呂だったと思われ、とても綺麗なお湯を独り占めです。
湯船に浸かるとザバーっとお湯が溢れます。お湯は循環されており、新湯も少量ずつ注がれている様子。ふと見ると、ホースがついた蛇口があります。
冷たい水が出てきて、もしかしたらこれが源泉なのかもしれません。
ただ、匂いなどを嗅いでみても、特にそれと言った特徴らしいものは感じませんでした。

松之山の強烈なお湯を想像していくと、全く拍子抜けな感じのする、大人しいお湯です。
ただ、強烈なお湯ばかりも疲れる訳で、この時の私には、不思議と良いお湯に感じました。
ちなみに浴室から見える景色はなかなか良いです。
次回機会があったら、折角だから、おふくろさんのお料理でも頂こうかな。。。

2008-11/24

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