アルカリ性単純温泉
(五十沢温泉1号井) 50.3度 / ph9.5 / H16.8.9
Na+ = 40 / K+ = 1.1 / Ca++ = 5.9 / Cl- = 27.4
F- = 1.4 / HS- = 1.8 / SO4– = 23.6 / HCO3- = 27
CO3– = 9.3 / H2SiO3 = 22.4 / 成分総計 = 160.4mg
アルカリ性単純温泉
(五十沢温泉2号井) 52.3度 / H16.8.10
Na+ = 40.2 / K+ = 1.1 / Ca++ = 8 / Cl- = 27.8
F- = 1.5 / HS- = 1.6 / SO4– = 25.5 / HCO3- = 27
CO3– = 8.3 / H2SiO3 = 28 / 成分総計 = 154.5mg
新潟県南魚沼市宮17-4
025-774-2876
男女別内湯 ・ 女性露天 ・混浴岩風呂&露天
500円
10:00 – 20:00
五十沢温泉に3箇所ある立ち寄り可能施設のひとつです。
なかなか立派なお宿で、立ち寄り入浴にも力を入れているようです。
とりあえず玄関先で靴を脱ぎ、受付に行って入浴料金を支払うと、受付のオネーサンに「靴をビニール袋に入れてください」と言われました。ここには下駄箱が無く、靴を持ち歩かなければならないみたいです。ちょっと面倒。
さて、お風呂。
岩風呂と大浴場があります。
それぞれが離れているので、一旦服を着て移動する必要があります。
まずは岩風呂の方から入ってみることにしてみました。
岩風呂はとても広々としており、室内ですが、圧迫感は一切無くて開放的です。
ちなみに、混浴なのですが、脱衣所は男女別に分かれており、脱衣所から出た所には男女隔てるように岩が組まれており、いきなり見られてしまう事はありません。
湯船の奥で繋がっている仕組みですので、混浴したくない人は、脱衣所から入ってすぐの所から先に進まなければ大丈夫です。
お湯は無色透明で、ほぼ適温。ツルツルした肌触りが気持ちよく、ほんのりと甘い硫黄臭が香る物です。
どうやら掛け流しのようで、広々とした湯船の割には、鮮度が良く感じます。
ちなみに、洗い場のカランから出るお湯も源泉です。このお湯を頭からかぶると、硫黄の臭いに包まれて、とても幸せな気分に浸ることが出来ました。
この岩風呂の先には、露天風呂もあります。露天は完全に混浴です。
源泉は内湯と同じ物が使用されており、温度はちょっと熱めの45度くらいに調整されています。なかなか風情が良いのに、温度が高いので、あまりゆっくりとする事が出来ません。
個人的には熱いお湯でも平気なんですけど、一般的にはもう少し温い位の方が良さそうな気がします。
風が気持ち良いので、陸の上に上がって涼めれば良いのですが、そういうスペースが無いのも難点かな・・・?
ちなみに、この露天風呂だけは源泉が2号井だそうで、別源泉ですが、1号井との違いは正直感じませんでした。
続いて大浴場。
こちらはちゃんと男女別に分かれています。
男性用には内湯しかありませんが、女性用には内湯だけでなく、露天もついているそうです。
岩風呂が混浴なので、その穴埋めでしょうね。
男性用の内湯ですが、入って左手側に洗い場、右側に広々とした湯船があります。使用されている源泉は岩風呂と同じもので、ほんのり甘い硫黄臭がします。
ちゃんと掛け流されていますが、ごく僅かに白く濁っており、鮮度は岩風呂の方が良いような気がします。
でも、このお湯は、揉まれた後のような、とても柔らかくて感触が良く、悪くはありません。
特徴的なのは湯口で、恵比寿様になっていました。
湯口にはコップが置かれており、口に含むと、甘い硫黄味が広がります。
とても美味しいお湯で、冷やして焼酎なんかに割ったら美味しそうだと思いました。
なかなか立派な施設で、居心地良く、お湯の使い方も悪くありません。
数泉ではなくて、ゆっくり過ごすには良いかも知れませんね。
ずっと気になっていたので、来れて良かった一湯です。
2008-7/13
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