千葉県

紅小町の湯(栗源温泉) ★2.0

ナトリウム-塩化物強塩泉

千葉県香取郡栗源町西田部1309-34
男女別内湯 ・ 露天
0478-75-1005
日帰り入浴 : 600円

月15日、入湯。前日の天気予報で、この週末の関東地方は大雪との予報があり、関東北部へ向かう事は断念。代わりに、普段あまり行かない千葉方面を目指すことにした。
(ちなみに、大雪の予想は見事に外れ、この日は一日中大雨でした。)

栗源温泉「紅小町の湯」は、成田スプリングスCCのすぐ向かいにある、静かな田園地帯にある日帰り温泉施設です。
2001年に出来たばかりの施設との事で、内外装共に小奇麗で清潔なでした。
休憩所や軽食コーナー、マッサージ施設など、一通りのものが揃っており、主に地元の人たちが憩いの場として使っている感じがします。

脱衣所は10畳位のこじんまりとしたもの。鍵付きロッカーや籠、洗面台等があり、既に6、7人の人が着替えていました。かなり繁盛している様子で、とても手狭に感じます。
脱衣所から内湯に入ると、湯気と共に強烈な塩素臭が襲ってきて、この時点で気持ちが萎える。
内湯には15人分のカランがあり、流石新しい施設だけあって、とても綺麗で使いやすい。
シャンプーやボディーソープ等がきちんと補充された状態で用意されており、まずはそこで体を洗う。

さて、肝心の浴槽。まずは内湯ですが、L字型をした湯船に若干黄緑がかった透明なお湯がなみなみと入っています。
人が入ればオーバーフローするお湯は、見た目にはとても気持ちが良いのですが、塩素臭がかなりキツく、温泉のものと思われる臭いはしませんでした。
湯口からのお湯を舐めてみたところ、しょっぱいお湯でした。

次に露天風呂。岩風呂になっており、内湯よりも緑色が強めの透明なお湯が張られています。
背の高い目隠しがされており、開放感はありません。でも、浴槽は10人以上ゆったりと入れそうな程広めだった為、圧迫感はあまりありませんでした。
こちらも内湯と同じく、とても塩分の強いお湯です。
残念ながら、こちらからも塩素臭がしました。

内湯、露天共に比較的温度が高めで、そのうえナトリウムの強い泉質だった為もあり、しっかり温まるお湯です。じっくり入ってしまった為、湯上りに汗が引かず困りました。
始終ついてまわる塩素の臭いさえ無ければ、もう一度訪れてみたいお湯なのですが・・・
別に「塩素=悪」だとは思っていません。しかし、過剰な塩素投与には甚だ疑問です。

2005-1/15

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