ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉
(旦過源湯1号2号の混合泉) 58.8度 / ph8.64
Na+ = 307.7 / K+ = 6.1 / Ca++ = 160.8 / Cl- = 232.2
SO4– = 690.2 / HCO3- = 17.7 / HS- = 0.2
H2SiO3 = 41.4 / HBO2 = 21 / H2S = 0.01
成分総計 = 1492mg
長野県諏訪郡下諏訪町湯田町3442
0266-26-7520
男女別内湯
220円
5:30 – 22:00
直前に入った「児湯」から徒歩で3分ほどの所にある共同浴場です。
古くからある共同浴場のようで、付近には見るからに老舗な旅館が数軒立ち並んでいました。
浴場の隣から源泉が沸いているようで、もちろんそこのお湯を使っています。
この旦過の湯に限らず、この一帯の共同浴場や旅館は同じ源泉を引いているみたいですね。
内部は、実にシンプルな造りをしています。
有人の番台でお金を払い、脱衣所へ。脱衣カゴと100円投入式のコインロッカーがあります。
コインロッカーで100円が戻ってくるかどうかは不明。
共同浴場ですので、内湯のみです。
浴室には洗い場数人分と湯船があり、湯船は手前と奥に仕切られています。
他の方のHPなどを見ると、仕切りが無い一つの湯船になっている写真が掲載されていたりしますので、この仕切りは恐らく後から追加されたものだと思います。
無色透明のお湯が、ライオン湯口からざぶざぶと注がれていました。
お湯からは少し生臭いような石膏臭が漂い、浴室内に充満しています。
かなり熱めに調整されており、手持ちの温度計が46度をさしました。
芒硝成分が強いのか、実際の温度よりも熱く感じ、肌がビリビリと痺れるような感覚があります。
長湯には向きそうにありませんが、毎日入るお湯としては新鮮で良いかも知れませんね。
湯上りの湯切れは非常に良く、なかなか気持ちがよかったです。
浴室内のタイル絵も見事です。
まだまだ綺麗ですが、このままずっと使われ続けると、きっと、いい具合に鄙びてくれそうな感じがします。
あまり手を加えることをせず、このままの状態で残しておいて欲しい、そんな一湯でした。
2006-9/24
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