ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉
(旦過源湯1号2号の混合泉) 58.8度 / ph8.64
Na+ = 307.7 / K+ = 6.1 / Ca++ = 160.8 / Cl- = 232.2
SO4– = 690.2 / HCO3- = 17.7 / HS- = 0.2
H2SiO3 = 41.4 / HBO2 = 21 / H2S = 0.01
成分総計 = 1492mg
長野県諏訪郡下諏訪町御田町上3154
0266-26-7332
男女別内湯
220円
5:30 – 22:00
下諏訪温泉に幾つかある共同浴場のひとつです。
周囲に駐車場は無く、勿論路上駐車も出来ないので、菅野湯裏の町営駐車場に車を停めたまま、歩いて行って来ました。
菅野湯から歩くと、およそ5分の場所にあります。
商店街の一角にあり、飾り気がありません。
いかにも地元の方達の生活に密着したお風呂という印象で、なかなか良い感じですね。
券売機でチケットを買い、友人の受付に渡して中に入ります。
内部は脱衣所と内湯のみの、実にシンプルな構造。私個人としては、色々とゴテゴテあるより、こう言うシンプルな造りの方が分かりやすいので好きです。
浴室には洗い場数人分と、ちょっと変わった形にひしゃげた浴槽がひとつ。
そこに、無色透明のお湯がザブザブと注がれていました。
ちょっと熱めに調整されたお湯で、なんと言うか・・・実に生臭い臭いがするお湯です。
これは石膏臭でしょうか?それにしても生臭い。例えるならば、金魚鉢とか、ミドリガメの飼育箱の中のような臭いがするのです。
今までの温泉で嗅いだ事が無い臭いに、ちょっと戸惑いましたが、先客のオジサンや、天井ごしにいる女湯のオバサン達、何も気にせず入っているので、別に、お湯に変な物が混入しているからと言う訳では無さそうです。
浴感は、骨の芯までしっかりと温まるもので、肌触りがツルツルし、入り応えがあるものです。
事前に立ち寄った「旦過の湯」などと同じ源泉を引いているのですが、何だか別物と言う感じがするほど、ここのお湯は特徴的です。
お湯の使い方が良いのでしょうか?
濃そうなお湯ですが、頭の中に「ミドリガメの飼育箱臭」がこびりついてしまい、ちょっと落ち着かなかったのも事実です。
後日、他の方のHPなどで温泉レポートを見てみましたが、別段どこも、私が嗅いだ「ミドリガメ飼育箱臭」について触れておらず・・・
たまたまあの時だけだったのでしょうか???
真相を確かめたく、また時期を置いて再訪してみたい気がします。
妙に気になる一湯となりました。
2006-9/24
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