ナトリウム-塩化物泉・硫酸塩温泉
(湯田中温泉) 60.1度 / ph8.3 / H19.5.15
Na+ = 291.1 / K+ = 35.2 / Ca++ = 54.8 / Mg++ = 1.9
Cl- = 402 / F- = 1.3 / Br- = 1.1 / I- = 0.4
SO4– = 209.5 / HCO3- = 33 / CO3- = 9 / H2SiO3 = 157.8
HBO2 = 61.9 / CO2 = 8.8 / 成分総計 = 1271mg
長野県下高井郡山ノ内町湯田中3137
0269-33-2111
男女別内湯 ・ 露天風呂
料金 手形使用
14:00 – 17:00
湯田中大湯の目の前にある大きなホテルで、重要文化財だかに指定されている平安風呂が有名です。是非とも見てみたいと思って行ってまいりました。
フロントで受付をして貰ったのですが、どうも、この手の大きな所は緊張します。
でも、対応は悪くなくて、ちょっと一安心。
お風呂は勿論男女別です。ただ、肝心の桃山風呂はひとつしかなく、時間帯によって男女を入れ替えています。
「入りたい・・・!」と念を押しながら浴室まで向かい、確認してみた所・・・なんと、訪れた時間帯は女性専用になっていました。
あぁ、玉砕!残念っ!
仕方無しに、平安風呂じゃ無いほうを利用する事に・・・
中は内湯と露天がある、ホテルの規模相応にとても広々としていて立派な物です。
まずは内湯。息苦しさを感じるほどに湯気モウモウです。洗い場がズラリとあり、湯船は通常浴槽と、恐らく寝湯と思われる浅いのがあります。
どちらも広くて、20~30人でも同時に入る事が出来るであろう、立派なものです。
写真を撮って紹介したいのですが、とにかく湯気が濃くて何も写りません。
お湯は無色透明。恐らく掛け流されているものと思われ、見た限りでは循環口などは無く、湯船からちゃんとお湯がオーバーフローしています。
お湯からはほんのり温泉臭。僅かにツルツルする肌触りがある、柔らかくて優しい印象のものです。
不快な塩素臭がしなかったのは嬉しいですね。
続いて露天風呂。こちらには屋根のついた檜風呂と、岩風呂があります。
檜風呂は見た目良さそうなのですが、ジャグジーされていたので、通過。
岩風呂の方を楽しむ事に。
周囲の建物から目隠しをする為、ちょっと閉鎖的な造りをしていますが、和風っぽく造られているので、まずまずな風情を醸し出しています。
お湯は内湯と同じ物です。同じく掛け流しですが、こちらの方が湯船が小さい分、鮮度も良く感じられます。
何より、湯気がこもらないので、落ち着いて入っている事が出来、滞在中はほとんどこの露天岩風呂で時間を過ごしました。
ちなみに、桃山風呂に入った紅鮭曰く、湯気湯気であまりよく見えなかったのだとか・・・
もう一度来てみようかな。
桃山風呂に入る事が出来なかったのは非常に残念ですが、これだけ大規模なホテルにしてはお湯使いはそんなに悪く無く、なかなかだった一湯です。
2008年 1月6日 - 初訪問時のレポート
2008年4月26日 - 再訪・見学
以前立ち寄り、その際は桃山風呂が女湯で悔し涙を呑んだ「よろづや」さんです。
ちなみに、その後調べたところ、立ち寄り時間帯は女性専用だそうで、男性が桃山風呂に入るには宿泊するしか無いそうです。うぅむ・・・
しかし、この日はとある事情で、桃山風呂を見学だけさせて頂く事が出来ました!
内部は・・・あぁ、何と言う事でしょう。実にすばらしい。素晴らし過ぎますっ!
溜息ばかり出てしまいます・・・
このお湯に身を沈めることが出来ればなぁ・・・どんだけ素晴らしい事でしょう。
いつの日か宿泊して再訪する事を夢見つつ、桃山風呂を後にしました。
文化財と呼ばれるだけの価値がある、素晴らしい一湯です!!!
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