喜連川温泉栃木県

第二温泉浴場(喜連川温泉) ★4.0

ナトリウム-塩化物温泉 (喜連川温泉第2号源泉)
50.01度 / ph7.8 / 225.01ℓ (揚湯) / 10,488mg

栃木県さくら市喜連川町871-1
男女別露天風呂
0286-86-5047
300円
8:00 – 21:00 (冬期は9:00から)

喜連川ある、公共の日帰り入浴施設のひとつです。
私が訪れた時間がちょうど夕食後の時間と言う事もあってか、既に多くの人で賑わっていました。
ここにあるのは、露天風呂のみ。内湯だけと言うのは沢山知っていますが、露天だけというのは、あんまり聞きませんね。

浴槽は岩風呂になっており、かなり広々としています。
お湯は薄黄色をした透明なもので、湯口からはかなり熱い源泉がそのままにザブザブ掛け流されていました。
その為、湯口の傍はかなりの激熱。湯口から離れるに従って温度が下がるので、自分にちょうどあった場所で入浴をします。

肌触りはまとわり付くようなぬめり感があり、なかなか入り心地が良いお湯です。
特徴的なのはその臭いで、なんとも素晴らしいアブラ臭がします。
喜連川にはここ以外でもアブラ臭がする温泉が沢山あるのですが、一帯は温泉とは縁の無さそうな田園地帯。
何故こんなに良いお湯が沸くのか、少し不思議ですね。
かなりの塩分を含むお湯で、暫く入っていると汗がどんどん噴出し、グッタリ疲れてしまいました。臭いだけではなく、お湯そのものも力強く強烈です。

浴槽手前には数人分のカランがあり、それぞれにお湯と水の蛇口がついています。
お湯の方をひねると、源泉がそのままに出てきました。
およそ50度くらいで、結構熱め。こちらからもアブラ臭がしたのですが、それ以上に硫黄臭の方が強く、浴槽内で感じたお湯の印象とは全然違うものです。
口に含んでみると、かなりの塩分を感じました。
ちなみに、このカランの前に、何故か「洗髪禁止」と書かれています。
うーん、何故だろう?シャンプーでアワアワになると困るからかな?
とりあえず、「これはかぶり湯だ!」と自分に言い聞かせ、アツアツの源泉を桶に汲んで頭から数度かぶって出てきました。
もしこれも禁止行為だったとしたら、施設の方々、申し訳ありませんでした・・・

東京からでも、国道4号線を使えば3時間程度で着いてしまう喜連川温泉。
これからもちょくちょくお世話になる事と思います。
未湯の方には是非とも入って欲しい、オススメの一湯です!

2005年 11月3日 - 再訪時のレポート

コメント