栃木県

権現の湯 (塩谷温泉) ★4.0

ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉
(ジュン(権現の湯))
49.8度 / ph8.9 / 457.6L / 動力 / H11.2.23
Na+ = 410.1 / K+ = 1.6 / Ca++ = 115.3 / Mg++ = 1.1
Cl- = 322 / F- = 3.7 / SO4– = 700.7 / HS- = 0.1
HCO3- = 16.2 / CO3– = 1.8 / H2SiO3 = 36.4
HBO2 = 1.6 / 成分総計 = 1611mg

栃木県塩谷郡塩谷町
男女別内湯
300円
9:00 – 21:00

前々から気になっていた施設です。開湯一番で立ち寄ってみました。
ちなみに、今回は許可を取って入りましたが、利用は塩谷町の人や施設を管理している企業の関係に限られているようで、一般的には開放がされていないみたいです。
マナーを守っている限り、誰でも入れるような雰囲気がありましたが、具体的な場所については公開しませんので、ご了承下さい。

朝一番で行ったのですが、まず驚いた事は、利用者の多さです。駐車場には既に車が一杯。
隙間を見つけて何とか停車。そこから歩くこと50メートル、素朴な建物が今回目指す権現の湯です。駐車場の車の台数からも想像出来る通り、中は大賑わいで、話し声が外まで聞こえてきます。
入り口は男女別で、管理人はおらず、料金箱でした。お金を入れるとチャリンチャリンと大きな音がしましたが、これは多分、周囲にも「ちゃんとお金入れたよ」と気付かせる為の工作かな・・・?

さて、お風呂。入ってまず最初にあるのは、素朴な内湯です。左手側には洗い場もあります。
内湯湯船の奥は露天に続いていました。
お湯は無色透明で、僅かに茶色い湯花が舞っています。潮臭がするお湯で、44度くらいでしょうか。
朝一番なので鮮度がとても良いです。湯口からはザブザブとお湯が注がれており、しっかり掛け流しにされている事が分かります。
湯口で嗅ぐと、僅かに硫黄臭と、金気臭のようなものも混じっているような気がします。
なかなか良いですね。それほど強い臭いではありませんが、こう言うお湯の香りは好きです。

続いて露天風呂。こちらは岩風呂になっており、4~5人入れるようになっています。
ただ、こちらは大盛況。6人くらいおり、そのうちの数名は談笑に花を咲かせています。
そんな中を掻き分けて入っていくのも申し訳無く、露天には結局入らずに出てきてしまいました。

ずっと気になっていたので、立ち寄れて本当に良かったです。
これからも地元の人たちの社交場であって欲しいですね。
維持管理されている方々に感謝感謝の一湯です。

2008-10/5

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