含硫黄 – ナトリウム・カルシウム – 塩化物温泉
(喜連川早乙女温泉)
73.4度 / ph7.4 / 230.01L / 動力 / H14.6.6
Na+ = 4816 / K+ = 48.3 / Ca++ = 1169.5 / Mg++ = 15.8
Cl- = 9564.9 / HS- = 12.4 / HSO4- = 65.2 / SO4- = 17
H2SiO3 = 52.9 / 73.2 / H2S = 5.6
成分総計 = 15848mg
栃木県さくら市早乙女2114
028-686-4126
貸切半露天風呂
50分1000円 (但し、ログハウス利用者に限る)
10:00 – 17:30
早乙女温泉のログハウスです。
早乙女温泉の一部であり、一湯と数えるのもどうかと思いましたが、受付けが異なる点と、料金体系の違い、加えて、ネットで利用の報告が殆ど無い事などから、私のHPでは早乙女温泉とは別に一湯とカウントします。
私が度々利用している早乙女温泉には家族風呂があります。料金は50分で1000円。
ただし、貸切風呂を使うにあたり、ログハウスを利用しなければなりません。
ログハウスは全部で6棟あり、使用料が1室につき1時間1000円。利用は最低単位2時間からとの事。
それとは別に、早乙女温泉を利用するための入浴料も人数分支払う必要があります。
つまり、例えば2人でこの貸切風呂を土日の昼間に50分間使おうと思ったら、ログハウス利用料2時間 = 2000円 + 貸切風呂利用料50分 = 1000円 + 早乙女温泉入浴料2名分 = 1800円、合計=4800円となり、ひとりあたり単価が2400円と、とても高額になってしまうわけです。
そんな訳で、今までとても気にはしていたものの、使った事がありませんでしたが、今回は友人6人で湯巡りをしたので、ちょうど良い機会と言う訳で利用してみました。
それでも、一人あたり1400円もかかります。
高い事には変わりませんが、貸切風呂の他に、大浴場の利用ができ、更に、ログハウスと大浴場を行き来する為のものとして、当日限り有効の再入場券までもらえるんですね。
数泉で利用するには向きませんが、丸一日利用すると考えた場合、意外とお得でした。
さて、期待の貸切風呂。半露天の舞台湯となっており、結構広いです。
なんと、普段見慣れたエメラルドグリーンのお湯では無く、青味がかったとても澄んだお湯が張られていました!
全く濁っておらず、透明度がとても高いです。
一瞬別源泉かと疑ってしまいましたが、お湯の特徴は私が良く知っている早乙女温泉のもので、しっかり硫黄臭と、アブラ臭が漂っています。
恐らく、利用者が少ない為で、鮮度が良いのでしょう。いつも濁っている状態でしか見た事がありませんでしたので、美しい色をしたお湯に感動してしまいました。
ただ、お湯自体の印象としては、とても温く、また、加水量が多いのか、大浴場のものに比べると幾分薄く感じます。
熱くてガツンと入り応えのある大浴場のお湯を知っている身としては、少し物足りない気がするのを否めません。
どちらのお湯が好きかと言われたら、私は大浴場の方が好みです。
料金も高いですし、今後利用するかと言われたら、おそらく当分の間は無さそうです。
なので、評価は大浴場との差別化と言う意味も含め、0.5落として★は4.0とします。
ただ、透明で綺麗な早乙女のお湯に、他人一切排除で貸し切れる幸せさは格別です。
とても感動的な体験となりました。
早乙女温泉のファンであれば、一度は試しに入ってみてもらいたい一湯です。
2007-2/10
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