栃木県

かご岩温泉旅館 (かご岩温泉) ★2.5

アルカリ性単純温泉
?度 / ph10.1
Na+ = 87.3 / Ca++ = 11.5 / F- = 4.2
Cl- = 8.5 / SO4– = 13.6 / HCO3- = 50.5
Co3– = 48.5 / SiO3– = 54.2 / BO2- = 18
成分総量 = 301mg

栃木県日光市高徳51
0288-76-2020
男女別内湯
500円
9:00 – 21:00

鬼怒川の渓流沿いにある一軒宿です。
日帰り入浴にも力を入れており、食堂まで併設されていました。
湯巡りをしていて小腹が空いていた私は、とりあえずざる蕎麦を食べてからお風呂を利用させて頂く事に。
ちなみにこのざる蕎麦、味はまぁまぁ。値段が少し安いのが嬉しいです。
食堂は畳敷きになっており、湯上りに軽食を取りつつ、ゴロンと横になると気持ちが良さそうですね。

さて、肝心のお風呂ですが、内湯と露天があります。
まずは内湯ですが、無色透明のお湯がタイル張りの湯船に張られています。
見た感じ循環しているようで、それは仕方が無いのですが、湯面に謎の泡が大量に浮いていました。
恐らくこれは、誰かが体を洗った際に飛散した石鹸の泡でしょうか。
心なしか、浴室内に石鹸の臭いが充満しているような気もします。
うーん、見た目にも入りたいとは思えず、そのまま通過して露天を使うことにしました。
(ちなみに女湯の内湯も同様だったみたいです。泡の正体は不明。)

露天は目の前に鬼怒川が流れるなかなか開放的な所にあります。
ただ、少し残念なことに、湯船に浸かっている状態では川を見る事が出来ません。
まぁ、私はお湯さえ良ければ良い人なので、あまり気にしていませんが、折角の立地条件なので少し勿体無い気がしますね。
で、そのお湯ですが、こちらも内湯と同じく無色透明のものです。
湯口からはざぶざぶお湯が掛け流されていますが、どうやら循環されている模様。源泉温度も低い為、加熱して利用されています。
肌触りは少しツルツルする決して悪くないものなのですが、劣化が著しい印象で、あまり気持ちよくはありません。
浴感にも乏しく、温泉に入っている気がしませんでした。

ん~・・・ちなみにココ、ネットで調べると結構評価している人いるんですけどね。
その時々で調子にムラがあるのでしょうか。
少なくとも私が訪れた際の印象はあまり良いものではありませんでした。
まぁ、あまり期待しないで行った分、落胆も少なく済んだのですけれども。^^;

お湯だけが目的の方には、正直オススメしにくいですが・・・
渓流釣りの後に立ち寄ると良いかも知れない一湯です。

2006-6/17

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