カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩冷鉱泉
24.2度 / ph6.1 / 112L / 掘削自噴
Na+ = 135 / K+ = 19.1 / Mg++ = 65 / Ca++ = 122
Fe++ = 4.8 / Cl- = 121 / SO4– = 85.9 / HCO3- = 775
H2SiO3 = 143 / HBO2 = 11.6 / CO2 = 854
群馬県前橋市粕川町室沢241
027-283-5711
男女別露天 ・ 男女別内湯(非温泉)
600円
10:00 – 20:00 (要確認)
赤城山の麓には温泉が点在しています。
群馬にはこれまで度々訪れており、お湯も良さそうで興味があったのですが、今まで何故かこちらに足が向きませんでした。
このまま未湯のままではいかんと、意を決して行ってみる事に。
赤城山の麓に沸く温泉のひとつが、ここ、滝沢館です。
辿りついてみると、そこは山間の素敵なロケーションです。なかなか立派なお宿で、秘湯を守る会の提灯がぶら下がっていました。
何となく敷居が高そうな印象を受けましたが、立寄り入浴をお願いすると、快くOKして下さいました。
まずは露天。離れ(といっても母屋と殆ど隣接している)にあります。
男女別で、岩風呂の露天と簡単な洗い場があるだけの、素朴な造りです。
うっすら緑色に濁るお湯で、ところどころ赤茶色の湯花が舞っています。
シットリペタペタするお湯からは、ほんのり金気臭を感じます。源泉温度が低いため、加温循環のようです。
ちょっと残念ですが、塩素臭などはせず、源泉の特徴がしっかりと残っているので、悪くはありません。
目の前には川が流れており、とても解放的。
ふと見ると、湯船の脇に源泉を飲める飲泉所のような物が出来ていました。
強い金気臭がするお湯で、口に含むと、シュワシュワと炭酸を感じる事が出来ます。
加温されたお湯でも十分気持ち良かったですが、この源泉には少し驚きました。
ちょっと冷たすぎかも知れませんが、源泉浴槽があれば、きっと素晴らしい物だったに違いありません。
続いて内湯。内湯は旅館館内にあり、露天から行くには一旦服を着て移動する必要があります。
タイル張りの素朴な造りで、個人的には、露天よりコッチの方が好きな造りです。
ただ、残念ながら、ここのお湯は温泉ではなく、地下水を沸かしている物だそうです。
軽く入ってすぐ出ましたが、まぁ、これはこれで悪くありませんでした。
2009-3/19
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