カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉
(岩文の滝湯<6源泉混合>)46.2度 / ph7.2 / H16.11.5
Na+ = 285 / K+ = 34.2 / Mg++ = 1/45 / Ca++ = 166
Cl- = 421 / SO4– = 418 / HCO3- = 30.5 / H2SiO3 = 93.4
HBO2 = 32.6 / CO2 = 7.9 /成分総計 = 1490mg
(橋下の湯、橋下の湯1、 橋下の湯2、橋下の湯3、岩文乃湯、明治湯)
群馬県吾妻郡中之条町大字四万4238
0279-64-2510
男女別内湯
300円
10:00 – 16:00
四万温泉のメインストリート、温泉協会の事務所からほど近くにある、こぢんまりとしたお宿です。
以前一度立ち寄りをお願いした事があるのですが、清掃中との事で、断られてしまいました。
しかし、断られるにしても、とても丁寧で印象良かったので、是非とももう一度来たいと思っていました。
今回はラッキーな事に、「丁度清掃も終わって、お湯が溜まりきっていないかも知れないけど、それで良ければどうぞ」と仰って下さいました。
さて、そのお風呂。男女別で内湯ですが、男湯はお湯が溜まりきっていませんでした。
女将さんに、「女湯を貸しきって入って下さい」と言われたので、お言葉に甘えて、貸切で利用させて頂くことに。
立ち寄り入浴で貸切なんて、なんか申し訳ないです。
男湯も女湯も基本的に同じ造りです。女湯は三角形の湯船がひとつあり、まだお湯を張っている最中で、湯船の縁まであと5センチといったところでした。
ザバーっと溢れさせる事が出来無いのは、少し寂しい気もしますが、一番風呂で新鮮なお湯に浸かれるので嬉しいです。
さて、そのお湯。無色透明で無味無臭。ごく微量に温泉臭らしきものを感じますが、それほど特徴は感じないものです。
ただ、お湯はとても柔らかくて、少しだけつるつるします。入り心地は、すこぶる良い感じです。
勿論不快な塩素臭などは一切しません。一昔前の私であれば、特徴が無いお湯と一刀両断だったでしょうが、こう言う柔らかくて易しいお湯は最近結構好きなのです。
出たり入ったりを繰り返す度に、体がお湯に馴染んで行くような感触があります。
不思議と温まるお湯で、気が付いたら、体がぽかぽかになって、程よく疲れてしまいました。
アットホームな雰囲気と良い、没個性だけど妙に落ち着けるお湯といい、何だかとっても良い感じの一湯でした。
立ち寄れた事に感謝です。四万と言うと、大規模な旅館ばかりが注目されてしまうイメージですが、こう言う小ぢんまりと頑張っているお宿ももっとクローズアップされて欲しいと思いました。
2008-9/20
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