酸性・含硫黄-ナトリウム・硫酸塩温泉
(鉄湯2号) 85.4 / ph2.4 / H19.2.19
Na+ = 129 / K+ = 22.6 / Mg+ = 98.8 / Ca++ = 32.7
Fe++ = 0.11 / Mn++ = 5.97 / Al+++ = 3.87 / H+ = 4.27
Cl- = 104 / SO4– = 748 / HSO4- = 108 / H2SiO3 = 188
HBO2 = 11.5 / H2SO4 = 1.2 / H2S = 41.7
成分総計 = 1,430mg
群馬県吾妻郡嬬恋村万座温泉
男女別内湯 ・ 露天 ・ 貸切風呂
0279-97-3133
日帰り:1000円
11:30~18:00 (入浴受付 17:00迄)
私はよくインターネットの「じゃらん」というページから予約をします。
モノグサなもので、いちいち電話するのが面倒な時など、寝転びながらIEのブラウザ上で予約を確定出来るので、非常に楽なのです。
で、どこか良い旅館が無いかとあちこち見ていたところ、私の大好きな万座温泉にある「旅館万座亭」の別館で、一泊二食つきが一人5800円というプランを見つけました。
休前日の土曜日チェックインで、二食付きの金額としては破格です。
万座のお湯を一晩中堪能出来る事を考えれば、多少部屋がボロくても文句はありません。早速予約を取りました。
万座亭の本館は「万座温泉ホテル」の隣にあります。
別館での宿泊でも本館で行うとの事でしたので、受付に行くと、宿の都合で当初予定していた別館ではなく本館で部屋を用意しているとの事。
本館の方が風呂も広く、本来だと金額もこちらの方が高いので、喜んで承諾する。別館の料金で本館に宿泊出来てしまいました。ラッキー!
通された部屋は、フロントから少し歩く所にありました。
館内改装中なのか、部屋とフロントを行き来するには青いビニールシートに覆われた仮設通路のような所を歩く必要があります。
部屋から食堂へ行くにもこの仮設通路を通らなければなりません。
私は別に気にしないのですが、足腰の弱いお年寄りなんかには少々辛いかも知れません。
「白鐵の湯」と名付けられた大浴場は部屋からすぐ近くにありました。
思う存分お湯を堪能していたいと思っていた私には好都合です。
内湯は湯治場の風情を楽しむ事が出来る湯屋建築になっており、檜造りの浴槽が一つ。お湯は勿論、真っ白に濁る万座の硫黄泉です。
浴槽内の温度はおよそ43度で少し熱め。湯口からは新鮮なお湯が勢い良く掛け流されており、思う存分堪能出来ました。
内湯から外に出ることが出来、こちらには露天風呂があります。
露天には大小2つの浴槽があります。まずは外に出てすぐ目に付く大きな浴槽ですが、こちらは湯温調整の為の加水をされいるそうです。
内湯に比べると浴槽が広い分、お湯が劣化している為だとは思いますが、白濁の度合いが強く、硫黄臭は控えめでした。
お湯の温度は40度で、少しヌルめの入りやすいお湯でした。
小さい方は、加水などを一切行わない源泉風呂です。
お湯の量を調整する事で温度管理をしているみたいですが、私が入った時は妙にぬるく、持参の温度計で測ると36度程度しかありませんでした。
こちらは広いほうの露天風呂よりもお湯の劣化が顕著で、更に真っ白に濁っています。結晶化した硫黄成分のせいか、肌触りは粉っぽいサラサラ感があります。
硫黄臭はかなり控えめ。
これはこれで気持ちが良いのですが、「源泉風呂」という、お湯が新鮮で力強そうなイメージからはかけ離れた、クタビレたお湯という印象でした。
湧出時の温度が100度近い高温泉での源泉風呂は難しいのかも知れませんね。
私的には、内湯のお湯が一番万座らしくて気持ちよかったです。
宿全体の評価としては、可もなく不可もなく・・・
若い従業員が多いのは結構ですが、もう少し愛想があれば良かったと思います。
接客を期待して行く所では無さそうですね。
まぁ、私は1人5800円しか払っていない身分ですので、あまり贅沢は言えませんが、通常料金の1万円とか支払っている人がどう感じたかは・・・
ちょっと気になるところではあります。
2005-5/28
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