福島県

いやさか食堂 (いやさか温泉) ★4.0

アルカリ性単純温泉
45度 / ph9.22 / 435L / 動力 / S63.11.21
Na+ = 105.3 / Cl- = 18.4 / F- = 2.3
HCO3- = 131.8 / CO3– = 46.8 / H2SiO3 = 41.2
成分総計 = 355.2mg

福島県西白河郡矢吹町文京町197-1
0248-44-3233
男女別内湯 ・ 露天風呂
300円 (食事をすれば無料)
11:00 – 20:00

国道4号線から2kmほど外れた所の2車線道路交差点にある食堂です。
交差点の斜向かいにはコンビニがあり、温泉が沸くようなイメージの場所では無いのですが、しっかり「食事処・温泉」と書かれているので何だか不思議です。
中に入るとなかなか小奇麗な食堂で、「2名様ですか?」と聞かれ、普通に席に通されました。

なんとココ、食事をした人は無料でお風呂にも入る事が出来るのですね。
と、言うことで、まずは腹ごしらえ。私は「カツどんセット」だったかな?紅鮭が「いやさか天婦羅うどん」だったかを食べました。
それぞれ950円と1250円くらいだった記憶があります。(メモ取った手帳を無くしてしまったのです・・・)
もっと大衆食堂的なものかと思えば、お値段は少々高め。でも、お風呂代300円を差し引いて考えればコストパフォーマンスが非常に優れており、文句はありません。
出てきた食事は、金額相応に見栄え良く、結構美味しいものです。紅鮭注文のうどんが巨大で凄い事になっていました。海老もデカイー!

さて、食後はお湯。
男女それぞれに内湯と露天があり、食堂規模からすると少し小ぶりなものでした。
まずは内湯。入って左手側に洗い場が数人分あり、右手側がお風呂になっています。
薄っすらとウーロン茶色したものが張られており、湯口からドボドボとお湯が注がれ、溢れ出たものが洗い場を伝って流れ去っています。
湯船は2つに仕切られており、脱衣所側の狭いほうが浅く、奥の広いほうが深く造られています。

同じ量だけ注ぐと、浅くて狭い方が高温になるのですが、奥の広くて深い方に多くお湯が注がれており、結果的にはほとんど同じ44度程度になってしまっていました。
鮮度がとても良く、肌触りがツルツルしてとても気持ちが良いです。
お湯からは僅かに鉱物臭のようなモール臭?がして、湯口に鼻先をくっつけて嗅ぐと硫黄臭も感知できます。
直前に入った泉崎カントリーヴィレッジのお湯に少しだけ似ている気もしましたが、ここのお湯には泡付きがありません。
ガッツリと暖まるお湯で、食後だったせいも手伝い、体から噴出すように汗が出て、とても良く暖まりました。

続いて露天風呂。こちらは内湯からそのまま出ることが出来、5~6人入れる湯船がひとつあるだけのシンプルなものです。
内湯と同じ源泉が張られていますが、お湯は温め。ゆっくりと入るには良さそうですが、硫黄臭や肌触りなど温泉らしい特徴が少し弱く感じてしまうので、個人的には内湯の方が気に入りました。

温泉だけ利用したのでは他所の施設に比べてアドバンテージありませんけど、食事ついでに立ち寄ると驚異的なコストパフォーマンスを発揮してくれます。
4号線を利用する機会は度々あるわけで、ちょくちょく利用したいなと思いました。
近所にあればな、温泉浸かったうえに飯の手間が一気に省けてとても便利なのですが。
お隣に引っ越してきて欲しい一湯です。

2007-4/2

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