福島県

野地温泉ホテル (野地温泉) ★4.0

単純硫黄温泉
(野地温泉) 44.1度 / ph5.8
Na+ = 5.2 / Ca++ = 5.2 / HCO3- = 12
HS- = 1.1 / H2S = 18.3 / 成分総計 = 80.5mg

福島県福島市土湯温泉町字野地1
0242-64-3031
男女別内湯 ・ 露天 (沢山)
800円
10:00 – 15:00

前々から気になっていたものの、なかなか機会を得ず、来ることが出来なかった野地温泉。
今回やっと訪れる事が出来ました。
自遊人の温泉パスポートを利用し、なんと、無料での入浴です。
通常800円のところを・・・なんとも申し訳無い。
それにしてもここ、日帰り入浴客が非常に多いです。なんと、日帰り客用の専用玄関まであります。
既に多くの人が訪れている様子で、下駄箱から溢れた靴が、玄関先を埋め尽くし、足の踏み場が無いような状態でした。
うぅむ、お湯が溢れているのは嬉しいですが、靴が下駄箱から溢れているようじゃ・・・
無料入浴している私が言うと、お金を支払って入浴している方の気分を害するかも知れませんが、お湯の状態が心配です。
それにしても、大繁盛ですなぁ。凄い凄いと、妙に感心してしまいました。

さて、お風呂ですが、靴で玄関が埋まってしまうほどの日帰り客が訪れるだけあり、とても充実しています。
男女別浴槽と女性専用露天のほかに、露天風呂2箇所と檜内湯があり、
それぞれ男女で時間帯を入れ替えて入れるようになっています。

案内板で、一体どこに入れるかと確認をしてみたところ、どうやら「剣の湯」と「天狗の湯」の2箇所入浴が可能っぽいです。
なんだか、女性の方が入れるお風呂多くて、ちょっと不満。
ま、いっかぁ~?
とりあえず、受付から一番近い所にあった「天狗の湯」に入ってみました。

こちら、とっても立派な造りをしています。
脱衣所から出ると、まずは内湯があり、その先に露天もあります。
流石、多くの人が来るだけあり、とっても広々。
内湯には、洗い場と、湯船がひとつあります。この湯船、そのまま露天と繋がっていました。
冬場、雪で埋もれてしまう場所ですので、お湯に浸かったまま内湯と露天を行き来する為の工夫なのかもしれませんね。
お湯は青白く白濁する硫黄泉です。ほぼ適温に調整されており、濃厚な硫黄臭が漂うとても気持ちが良いものです。
入浴者が多いので、お湯のコンディションが心配でしたが、それほど悪くはありません。
浴感があってなかなか気持ちが良いものです。
浴槽の露天部分と内湯部分、両方に湯口があり、どちらからも素手で触るには熱過ぎるほどのお湯が注がれていました。
お湯を口に含んでみたところ、硫黄味がします。
いかにも温泉に入っていると言う気分になれる、なかなか良いものでした。

続いて、「剣の湯」と言う、男性用の内湯にも入りました。
こちらは、洗い場数人分と、湯船が一つあるだけの、タイル張りのシンプルな大浴場です。
こちらにも多くの人が入浴していました。
お湯は天狗の湯と同じく、白濁の硫黄泉です。湯口からも同様に熱くて素手では触れない源泉が注がれています。
なかなか気持ちが良く、結構好きですが、湯気でこもりがちなので、私は天狗の湯の方が好きです。
ただ、お湯だけで話をした場合、微細な違いですが、こちらの方が鮮度良く感じました。

今回入浴出来たのは、上記2箇所のみです。
後から知った話では、檜内湯は、浴槽底からお湯が湧き出す足元自噴浴槽みたいですね。
うーん、是非そっちにも入ってみたかったなぁ・・・

日帰り客が沢山いたので、正直落ち着けませんが、逆にそれだけ気軽に立ち寄れる一湯って感じです。
今回入りそびれた檜内湯にも入りたいので、ココには多分再訪すると思われます。

2006-9/18

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