硫黄泉(含石膏明礬硫化水素泉)
福島県福島市町庭坂字高湯7
男女別内湯・露天 他
024-591-1171
日帰り・500円
2004年9月26日日帰りにて入浴。
つい2週間程前に、同じく高湯温泉の「安達屋」へ行ったばかりでしたが、再び高湯温泉に行って参りました。
今回利用させて頂いたのは、私がインターネットで高湯温泉を知るキッカケにもなった、「玉子湯」です。
前日、那須湯本の「雲海閣」に泊まり、チェックアウト後に高速と一般道を利用して行きました。片道およそ1時間半くらいの道のりです。
前回安達屋を利用した際に、玉子湯の場所は確認していたので、迷う事も無くすんなりと到着しました。
外観はどこにでもありそうな、古からず新しからずと言った感じのホテルです。
まず玄関に入り、日帰り客用の下駄箱を利用します。人気があるお湯とは聞いていましたが、そこにあった下足の数から、もう既にかなりの人が来ている事が分かります。
あまり人ごみのする温泉は好きで無いのですが、折角来たのだからという事で、スリッパに履き替えて受け付けを済ませる。
この施設には複数の内湯・外湯があるのですが、日帰り客が使える施設はある程度制限されています。
長い廊下とエレベータを乗り継ぎ、今回利用させて頂く外湯、「玉子湯」を目指す。この玉子湯は旅館の名前にもなっています。
外湯・玉子湯は旅館を出たすぐの所にありました。茅葺屋根で民家風の趣がする建物です。
さて、早速入ろうかと中を覗いてみると、物凄い人ごみで、脱衣所にも浴槽にも、入り込むスペースがありませんでした。
どうやら、団体さんが入っている様子で、大声で話をされている方が多く、ちょっと落ち着けそうにありません。
仕方が無いので、これとはまた別の露天風呂、「天翔の湯」に入る事にしました。
ちなみに、露天風呂には「天翔の湯」と「天渓の湯」ががあり、それぞれ一日おきに男女別が入れ替わるようです。
天翔の湯は玉子湯からおよそ50メートル程離れた場所にあります。幸い、先客が2~3人いるだけでした。
お湯は安達屋と同じく、青白く濁る硫黄泉。
「あぁ、気持ちが良い・・・」と思って湯の臭いをかぐと、「ん?タバコの臭い?」何と、先客の歯の抜けたオッサンがタバコを吸いはじめたではありませんか!
折角の雰囲気が台無しです。
咳払いをして睨み付けると、そのオッサン、バツが悪そうに火を消したは良いのですが、今度は茂みに吸殻をポイ捨て。呆れてモノも言えません。
その後、玉子湯にいた人達とは別の団体が大挙して押し寄せ、掛け湯もせずにどぼどぼ入ってくる。タオルを湯につける人も沢山。
挙句、大声で「混んでるな~!」「人が多すぎて落ち着かないね~!」って、オメーも混む一員なんだよ!自分だけが被害者みたいな面して、何が「狭いなぁ~」だよ!
折角良いお湯なのに、客がこうもマナー悪いとガッカリです。
天翔の湯を出た後、玉子湯に入ろうとしたのですが、相変わらず混んでいたので、入らずにそのまま帰りました。
帰る途中、廊下を歩いていると、今度は土方ズボンに上半身裸で歩く、関取みたいに太ったニイチャンがいました。
ここまで客の品が無い施設も珍しいです。
お湯は天下一品に良いだけにとても残念でした。
と、言うわけで、旅館のせいではないと思いますが、少し低めの評価です。
今度は泊まりで利用して、日帰り客のいない時間に入ろうかな、などと思ってみたりみなかったり・・・
2004-9/26
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