福島県 飯坂温泉

みちのく荘 (飯坂温泉) ★3.5

単純温泉
(飯坂温泉みちのく荘) 69度 / ph8.3 / H16.6.24
Na+ = 235.3 / K+ = 5.9 / Mg++ = 0.1 / Ca++ = 33.6
Al+++ = 0.1 / Cl- = 112.3 / F- = 5.0 / SO4– = 380
HCO3- = 49.9 / CO3– = 6 / H2SiO3 = 75.4 / HBO2 = 3.9
成分総計 = 907.5mg

福島県福島市飯坂町字小滝5-2
024-542-4271
男女別内湯
500円
11:00 – 16:00

飯坂温泉街の一角にある、中規模ホテルと言う印象のお宿です。
基本的に共有源泉を引いている飯坂において、このお宿は独自で源泉を持っているとの事。
これは是非確認しに行きたいと、立ち寄ってみました。
こちらのお宿は、立ち寄り入浴にも力を入れているようで、日帰りで利用する事の多い私からすると、非常に好感を持てます。
通常であれば、500円の入浴料。まあ、普通の金額ですが、コンビニで購入した福島の日帰り温泉本を利用する事で、300円割引、なんと一人200円で利用する事が出来ました。

さて、そのお風呂。フロントからエレベータで下に降りた所にあります。
男女別で、それぞれに内湯があります。
浴室の広さは、宿の規模相応と言った感じで、結構広いです。ただ、建物の造りからして仕方が無い事ですが、天井がそれほど高くないので、スペースの割には圧迫感を感じなくもありません。
湯船は脱衣所から入って正面にあります。巨大では無いものの、私が好みとする小さな湯船とは程遠いです。

左奥の角に湯口があり、そこからお湯が注がれています。湯口とは反対側、右奥には、湯船が一段下がった掛け流しスポットがあります。
湯口から注がれて溢れるお湯は、ここから流れ出る仕組みです。
お宿も独自源泉を売りにしており、お湯には拘りがある様子で、当然掛け流しです。
極小湯船が好きと言う、私の偏った趣向を無視すれば、お湯の使い方は申し分ありません。

さて、そのお湯。無色透明ですが、じっくりと観察すると、ごく微量ながら白濁しているようです。
肌触りは、どちらかと言うとツルツル系です。芒硝泉にあるサラっとした感じではなく、少しシットリして、肌に馴染む印象です。
お湯からは僅かな温泉臭がします。成分表的には、芒硝系なのですが、受ける印象はだいぶ異なります。

湯口からは素手で触るには熱いお湯が滔々と注がれています。鼻先を突っ込んで臭いを嗅ぐと、はっきり分かる硫黄臭がします。
アルカリ系の硫黄臭で、ふんわり優しい感じです。

湯船が浅めで、体を横に倒しながらの入浴が必要なので、少しだけ落ち着かないのが難点。
また、鮮度は期待した程じゃないのも、少しだけ残念。さらに言ってしまうと、浴室内に漂う、少しすえたような臭いが、少し鼻につきます・・・
でも、お湯だけで評価すると、なかなか気持ちが良いです。全国的には変哲の無いお湯ですが、飯坂にしては珍しい泉質です。

広い湯船には、私を含めて、4人の浴客がいます。
それぞれが面識無く、好き勝手に入っているのですが、不思議な事に、みんな湯口の真横に陣取ろうとしています。
私は・・・そりゃ、湯口に近い方が、フレッシュな源泉を堪能出来る訳ですから。
ここに限らず、基本的に湯口のすぐ近くで入浴することが殆どですけどね。
他の方々はなんでだろう・・・?もしや、私と同じような、温泉マニアな方々なのでしょうか!?
言葉交わす事無く、広い湯船を窮屈に使う、不思議な4人衆。でも、誰か一人が湯口横を独占するような事もなく、阿吽の呼吸で上手に譲り合いながら、束の間の時間を一緒に過ごしました。

芒硝天国飯坂にある、貴重な独自源泉です。
湯めぐりをする人であれば、とりあえず行っておいて損はしないと思います。
機会があれば、是非尋ねてみて欲しいと思った一湯です。

2009-12/28

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