小野川温泉山形県

河鹿荘 (小野川温泉) ★3.5

含硫黄-ナトリウム・カルシウ ム-塩化物温泉
(協組第4号源泉高見屋源泉) 80.3度 / ph6.9
Na+ = 1412 / K+ = 123.2 / Mg++ = 4.3 / Ca++ = 547.2
Cl- = 3199 / Br- = 8.7 / HS- = 1.7 / SO4- = 78.3
H2SiO3 = 241.7 / HBO2 = 28.7 / CO2 = 24.4 / H2S = 2.5
蒸発残留物 = 5831mg

山形県米沢市小野川町2070
0242-27-4466
男女別内湯 ・ 露天風呂
500円
10:00 – 22:00 (湯巡り手形の場合7-21)

小野川温泉街の少し外れにある、広々とした敷地を持った立派な温泉宿です。
一見敷居が高いような印象を受けますが、朝8時から日帰り入浴を受付けており、接客応対も良くてとても印象が良いです。
余談ですが、この小野川温泉、どのお宿も実に感じが良いんですね。嫌な思いを一度たりともした事がありません。
温泉街全体で取り組みとして意識してやっているのか、自然体な状態で素敵な人が多いのか、分かりませんが、堅すぎず、失礼の無い、とても馴染みやすい方が多いような気がします。
大好きな泉質とはいえ、共有源泉なので、何度も通う必要が無いのですが、何だかんだで今年3度も訪れてしまいました。

さてこの河鹿荘、お風呂は2箇所あり、男女湯は時間帯で入れ替えているようでした。
私が入った時は、手前側の「せせらぎの湯」で、内湯と露天がありますす。
まずは内湯。半円状の大きな湯船がある広々とした浴室で、洗い場が数人分並んでいます。
季節柄、浴室内は湯気でモウモウでした。
久しぶりに嗅いだ小野川の硫黄臭、嬉しくなって思わずニヤニヤしてしまいます。
お湯は無色透明で、多少加水して温度調整がされているみたいですが、しっかりと掛け流されていました。

続いて露天風呂。内湯からそのまま外に出た所にあります。
屋根がついており、目の前に滝が流れる風情ある造りになっていました。
内湯だけしか無い旅館が多い小野川温泉で、貴重な露天風呂です。
この日は大雪で、体が凍ったように冷えていたのですが、このお湯に入るとジワジワ沁みこんでいくように体が温まり、寒さで強張っていた筋肉が柔らかくほぐれていきます。
降り積もる雪を見ながら、幸せなひと時を過ごすことが出来ました。
もう一箇所ある「かじかの湯」は、これはこれで良かったらしいですが、露天は無いみたいです。ちょっと残念?

シャンプーなどもしっかり備え付けられているので、日帰りでも積極的に活用したい所だと思いました。

2006-12/30

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