山形県赤湯温泉

共同浴場 とわの湯 (赤湯温泉) ★3.5

含硫黄-ナトリウム・カルシウ ム-塩化物温泉
(森の山源泉 ・ 森の山2号源泉) 61.2度 / ph7.5
Li+ = 1.6 / Na+ = 531 / K+ = 12.6 / Ca++ = 168.1
F- = 3.7 / Cl- = 975.4 / SO4– = 155.1 / HCO3- = 66.3
H2SiO3 = 49.3 / CO2 = 14.6 / H2S = 0.7
蒸発残留物 = 2241mg

山形県南陽市赤湯392
0238-40-2923
男女別内湯
100円
6:00 – 22:00 (12:00-14:00は清掃時間)

赤湯温泉に5箇所ある共同浴場のひとつです。
前回赤湯を訪れた際、他の4箇所には問題なく入浴する事ができ、当然ここにも入る予定で探したのですが、何故か見つける事が出来ませんでした。
今回、改めて再訪。到着してみると何のことはない、通り沿いの非常に分かりやすい所にあります。駐車場まで完備されており、何でこんなに分かりやすい所を見つける事が出来なかったのだろうか・・・
ともあれ、やっと入る事が出来ました。

内部はいかにも銭湯といった造りで、広々としてはいるものの、必要最小限の物だけが揃っているという感じです。
脱衣所と内湯は別々に分かれていますが、ガラス張りで見通しが良く、盗難被害にもあい難そうな造りです。
(とはいえ、貴重品管理は自己責任で・・・)

浴室には中央に広々とした湯船が一つあり、洗い場が数人分あります。
銭湯ですので当然備え付けのシャンプーなどはありません。
僅かに青味を帯びて見えるお湯が張られており、僅かに濁っています。
多少熱めに調整されており、ハッキリ分かる硫黄臭がするお湯で、硫黄臭に混じって少しだけ生臭さを感じます。
小野川温泉のお湯を少し薄めたような印象でしょうか。
塩分を含むお湯のため、一度体が暖まると汗だくになってしまい、もう一度湯船に入るのが躊躇われるような力強さを感じます。

湯口からは素手で触るには熱すぎるお湯がどばどば掛け流されています。
湯口を良く見ると、そうめんのような糸状の白湯花が付着しており、源泉のよさを目で見て確認することも出来ます。
口に含んでみたところ、塩分とダシのようなものを感じるなかなか美味しいお湯でした。

前回何故か見つけることが出来ずに入れずにいたとわの湯。
やっと入る事が出来て大満足です。
駐車場がしっかり完備されているので、13号線で付近を訪れる際は是非とも立ち寄りたいですね。
入浴料も100円と、あってないような金額です。
とわの湯に限ってはいませんが、赤湯温泉の共同浴場、オススメです!

2006-6/11

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