酸性・含鉄・硫黄-アルミニウ ム-硫酸塩・塩化物温泉
(つるやホテル源泉) 52.7度 / ph1.5
H+ = 28.3 / Na+ = 50.6 / K+ = 40.8 / Mg++ = 51.7
Ca++ = 89.7 / Al+++ = 185.1 / Fe++ = 50.8 / Mn++ = 1.4
F- = 12.6 / Cl- = 490.5 / HSO4- = 1477 / SO4– = 1556
H2SiO3 = 250 / H2SO4 = 105.2 / CO2 = 523.1 / H2S = 17
溶存物質総量 = 4408mg
山形県山形市蔵王温泉710
023-694-9112
男女別内湯 ・ 露天
湯巡りこけしで入浴可 ・ 現金不可
13:00 – 17:00
蔵王温泉街の入り口、いつも湯巡りこけしを購入する際お世話になっている観光協会目の前にある、とても立派なホテルです。
大好きな鄙び旅館が沢山ある蔵王、私にとっては一生縁が無さそうな感じのホテルですが、独自の源泉をお持ちとの事で、日帰りで入浴して参りました。
ちなみに、こちらは基本的には立ち寄りお断りのようです。ただ、観光協会で購入出来る湯巡りこけしを利用すれば入浴だけも可能。
湯巡りこけしは1200円で販売されており、加盟している旅館など3箇所の湯巡りを楽しむ事が出来ます。
このつるやホテルのように、こけしでなければ入れない所もあるらしく、湯巡りをする際は是非ともお買い上げをオススメします!
って、わたしゃ観光協会の回し者かっての。(笑)
さて、中はと言うと、外観からも想像出来る通りの立派なものです。対応も非常に良く、こう言う雰囲気に慣れない私は、どうもギクシャクしてしまいます。
お風呂は、エレベータに乗ったり、廊下を歩いたりと、ちょっと奥まった所にありました。
当然ですが男女別に別れています。
脱衣所前には冷水が用意されており、湯巡りで常に咽が渇いている私にとっては非常に有り難いです。
脱衣所を出ると内湯があり、内湯からそのまま脱衣所に出られるようになっていました。
まずは内湯。広々した浴室には、洗い場が数人分と、20人以上でもったりと入れるであろう、広々した浴槽があります。
湯口はその中間にあり、熱いお湯がザブザブ溢れていました。
白濁のお湯で、優しい硫黄臭が漂う、とても気持ちが良いものです。
肌触りはシットリ纏わり付くような心地よさがあるもので、とても温まります。
湯口に鼻先を突っ込むと、とても強い硫黄臭がしました。味は強い酸味と甘味を感じる、まるでレモンのような、いかにも蔵王って感じのものです。
浴槽の端には湯花が沈殿しており、かき混ぜるとふわっと湯花が舞い上がりました。
続いて露天風呂。内湯で引かれているお湯と同じものが岩風呂に注がれています。
屋根がついているので、眺望は良くありません。露天に開放感を望む人には物足りないかも知れませんね。
浴槽内のお湯の温度は少し温めで、浴槽が小さいこともあり、湯口からの新湯投入量はチョロチョロと少ないです。内湯と比較すると劣化気味です
ので、あまり特筆すべき所がありません。
パンフレットに「露天風呂あります」って書きたくて追加したような感じが否めないような・・・
でも、多少の劣化こそあれ、良いお湯である事には変わりありませんので、使い分けると良さそうですね。
とりあえず外の空気を吸いながら入浴したい人にはオススメです。
2006-9/16
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