山形県肘折温泉

共同浴場 上の湯 (肘折温泉) ★3.5

ナトリウム-塩化物・炭酸水素 塩泉
(上の湯1号源泉) 51.6度 / ph6.6 / H1.10.30
Na+ = 658.8 / Mg++ = 22.4 / Ca++ = 74.9 / K+ = 52.9
Li+ = 2.0 / Cl- = 774.3 / SO4– = 160.4 / Br- = 1.4
HCO3- = 716.3 / H2SiO3 = 129.8 / HBO3 = 35.5
CO2 = 300.4 / 蒸発残留物 = 2283mg

山形県最上郡大蔵村大字南山
男女別内湯
200円 (宿泊者は無料で良いとの事)
8:00 – 20:00 (カードキーを借りれば24時間)

肘折温泉街の中心部に位置する、上の湯共同浴場です。
3箇所ある共同浴場では一番大きなもので、大湯的な存在となっています。
浴場以外にも公民館的な使われ方をしているようですが、詳細は不明です。
この上の湯の裏手には温泉神社がありました。

内部は、事前に立ち寄った2箇所に比べるとはるかに広く、とても使い勝手が良い印象です。
他は完全に「ひっそりたたずむ生活浴場」ですが、ここは観光客の利用も意識しているのかも知れませんね。

広々とした浴室には10人以上ゆったりと入れるもので、気持ちが良さそうです。
さぁ、お湯に入るぞ・・・と、思ったところ・・・

なんと、お湯が10cmほどしか張られていません!
どうやら清掃時間だったようで・・・何故か入れてしまったのですが、寝湯するにしても浅すぎる状態。
彼らが清掃担当だったのでしょうか、地元高校生と思われる3人組が浴室内で和気藹々と水遊び(お湯遊び?)をしており、とても入浴出来る状態では無く・・・
しかたがないのでそそくさと出てきてしまいました。
うーむ、残念。

お湯自体の印象としては、ごく僅かに金気臭がするものの、最初に加水して温度調整をするのか、温くてあまり特徴を感じないものでした。
まぁ、しかたがないです。肘折温泉は大好きなところですので、きとまた機会があると思い、その場を後にしました。

再訪しない訳にはいかない一湯です。
肘折温泉は好きな所ですので、また来る口実が出来たって事で、これはこれで良かったかも知れません。
次回は並々と張られたお湯にどっぷりと浸かりたいと思いました。

2006-12/31 - 初訪問時のレポート

2009年1月11日-再訪

前回訪問時、お湯が全然張られていなくて、寝湯状態で無理矢理入った上ノ湯。再訪してやっとたふたふな状態で入浴することが出来ました。
お湯はほんのり金気臭のする、さらりとしていて気持ちが良い物です。うっすら濁っていますが、湯底がしっかり見える程度の透明度があります。
前日沢山入った組合3号源泉と比べるとすこし薄い印象がしますが、癖が強く無いので入りやすいです。
鮮度はとても良く、久しぶりに優しいお湯に入ったと言う感じで、非常に印象が良かったです。
いやぁ、今回は念願叶ってホント良かった!また肘折には来る機会があると思うので、その時も是非再訪したいと思った一湯でした。

コメント