ナトリウム・カルシウム-塩化 物温泉
(春秋の湯) 66.2度 / pH7.5 / H21.10.30
Na+ = 1573 / K+ = 18.8 / Mg++ =10.9 / Ca++ = 713.5
Cl- = 2861 / SO4– = 923.2 / HCO3– = 48.8
H2SiO3 = 54.38 / HBO2 = 188.5 / 溶存物質総量 = 6618mg
宮城県仙台市太白区秋保町湯元字行沢1-2
022-397-3111
男女別内湯
1000円
11:30 – 15:00
毎月発売される、温泉博士と言う雑誌。この雑誌では毎号湯めぐり手形の企画をやっており、手形に掲載されている施設には、無料で入浴する事が出来ます。
その手形に、このホテルクレセントさんが掲載されていたので、この機会にと思って利用して参りました。
場所は、共同浴場がある温泉街中心から少し離れた通り沿いにあります。
日帰り入浴には積極的なようで、入浴できますと書かれたのぼり旗が立っています。
これならば断られる事無いなと感じつつ、駐車場に車を停めた所、ほぼ同じタイミングで、従業員の方がその旗を取り込み始めました。
これは大変です。あの従業員よりも先にホテルに入らなければ!と、少し小走りにフロントへ向かいました。
結論から言うと、別に焦る必要なんか無く、普通に入れてもらう事が出来ましたけれどもね。
さて、そのお風呂。直前に水戸屋さんに立ち寄っているので、ココもどれほど豪勢だろうかと期待しつつ、浴室に入ると、意外と普通です。いや、十分に広いのですけれども・・・
水戸屋とココ、どっちが立派か!?なんて内心期待していたので、少しだけがっかりしました。
まあ、お湯さえ良ければ、私はそれで構わないのですけど。
で、そのお湯。無色透明です。水戸屋と同じく、残念な事にこちらも塩素消毒の上に、循環がされています。浴感も乏しく、温泉に入っていると言う気分には、あまりなれません。
湯口を見ると、お湯がザブザブと注がれており、ここからも塩素臭。
ただ、塩素臭がするお湯をザバザバと注いでいる湯口の上に、もう1本湯口があり、チョロチョロとお湯が注がれています。
軽く触ってみると、火傷をするのではないかと思う程に熱いです。
桶で掬って、臭いを嗅いでみたところ、石膏臭と潮臭に、僅かな粘土系アブラ臭が混じったような、素敵な臭いがするではありませんか!口に含んでみると、僅かながら塩味を感じます。
これが秋保の源泉なのでしょうか?だとすれば、そんなに悪く無いどころか、結構濃くて良いお湯です。
でも、もう一度、湯船に張られたお湯の臭いを嗅いでみましたが、こちらは状況が変わる筈も無く、塩素臭しかしません。
うーん、折角良い源泉があるのに、惜しいなぁ。
でも、まあ、温泉なんだか水道なんだか、サッパリ分からない施設が多い昨今、こうやって源泉の特徴を確認する事が出来ただけでも、感謝しなければならないのかも知れませんね。
必ずしも満足出来る所ではありませんでしたが、無料で入れて頂けただけでも有難い事ですので、この源泉の記憶だけを留めようと勤め、その場を後にしました。
2009-12/26
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