中山平温泉宮城県

鳴子峡 蛇の湯 湯吉 (中山平温泉) ★3.5

含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉
(1号地A3号・白須8号泉 混合泉)
83.5度 / pH9.3
Na+ = 241.1 / K+ = 11.9 / Ca++ = 7.3
Cl- = 44.9 / F- = 1.8 / HS- = 18.7 / S2O3– = 18.5
SO4– = 98.5 / HCO3- = 268.3 / CO3– = 95.5
H2SiO3 = 309.1 / H2S = 0.7
溶存物質総量 = 1183.3mg

大崎市鳴子温泉星沼6-1
0229-87-2323
男女別内湯
10:00-17:00 (火曜定休)
500円(子供300円) 湯めぐりチケット2枚(子供1枚)

久しぶりに来た鳴子温泉。
今日のお宿は私にとって鳴子訪問の原点とも言える高友温泉なのですが、まだ少し時間があります。どこかに立ち寄ろうと中山平をウロウロと走っていたらやたらと目につく看板&のぼり旗があります。
「蛇の湯 湯吉」とあります。
はてどこだろう? とりあえず行ってみようと思って行くことにしました。

看板を頼りに走ってたどり着いたのがここ。
あれ? 見覚えあるぞ? あ、そうだ、ラドン温泉じゃないか!
ラドン温泉には2回だけですが立ち寄っています。

とりあえず中に入り受付で聞いてみると、経営者が変わって今では日帰り施設だとの事です。
中山平は私が大好きだった丸進別館をはじめ、レストハウス星沼(星沼山荘)、元蛇の湯、東蛇の湯と廃業が続いていました。
そんな中で、経営を改めて続けてくれる事はとてもうれしいです。

元々宿泊を伴う施設だったため、館内はとても広いです。
ところどころに老朽化が見られますが、その中でも精一杯綺麗にしている様子が見て取れます。
無料の休憩所には先客が数組くつろいでいました。

今回利用したのは内湯のみです。
以前は露天もあったはずですが久しぶりに来たのでどこにあったか覚えていません。案内板もありませんでしたので、恐らくは内湯のみでの営業なんじゃないかな?

浴室はラドン温泉の時とそのまま変わらず、どこか懐かしいです。
お湯は僅かに笹濁りが見える透明なもので、光の加減かも知れませんがうっすらと緑色がかって見えます。
肌ざわりがトロンとした優しいお湯は42度適温。
源泉温度が高い為に注がれる源泉量が絞られており、湯舟の中の鮮度はあまり良いとは言えません。
でも、柔らかくて気持ちが良いお湯ですよ。
以前の私は鮮度命!で目が血走っていましたので辛口評価していたと思いますけど、今の私は、これはこれで結構好きです。
肌触りは少しだけにゅるっとします。
湯口で嗅ぐとする硫黄臭ですが、浴槽内のお湯からは殆ど感じませんでした。

ちなみに以前からあった小あがりスペースは今でも健在でした。
先客のオジサンが寝ころんでいたので、入れ替わりで私も寝ころんでみる・・・ が、板がヒンヤリとしていて長い事は寛げませんでした。
以前は下から温泉の熱があがってきていたような気がしますけど、やめちゃったのかな?

2020.1.3

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