含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・ 塩化物泉
85.6度 / ph7.6 / H16.3.17
Na+ = 301.7 / K+ = 11.1 / Mg++ = 0.7 / Ca++ = 15.3
F- = 1.3 / Cl- = 160.7 / HS- = 4 / S2O3– = 2.7
SO4– = 393.6 / HCO3- = 76.4 / H2SiO3 = 163.7
HBO2 = 37.7 / CO2 = 70.3 / H2S = 1.4
成分総量 = 1241.4mg
宮城県大崎市鳴子温泉字新屋敷124-1
0229-83-4751
男女別内湯
530円 (手形2枚)
8:30 – 22:00
鳴子温泉にある共同浴場と言う事で、瀧之湯と並んで紹介される事の多い早稲田桟敷湯。
悪いとまでは言わないまでも、あまり良いとも聞いたことが無く、今まで何となく立ち寄らずに避けていました。
しかし、最近は流石に「え?まだ入っていないの?」と言われるようになったので、そろそろ立ち寄っておくべきかとなった次第です。
場所は湯めぐり駐車場から徒歩1分です。郵便局の隣。かなり奇抜なデザインで目を引きます。ホント変なデザインで、一瞬入り口がどこなのだか迷ってしまいます。
ちなみに入り口は2箇所ありました。私は上の方から入ったのですが、まるで通用口かと思うくらい狭い。
中も結構変な造りをしています。良く言えば「空間を自由にのびのび使っている」のですが、実際の敷地からすると随分手狭に感じます。
と言うか、なんか・・・自己満足的デザインと言う気もして、ナニコレって感じですね。
デザイナーさん、きっと図面書いていた時泥酔していたに違いない。
さて、お風呂。共同浴場と言う事もあり、内湯がひとつあるだけです。
こちらもとっても広く、奇抜なデザインをしています。
完成当時は恐らく色鮮やかでデザイナーのイメージした通りだったと思いますが、経年で壁などがくすんでしまっており、逆に少し不気味感さえ漂っているような感じです。
お湯は無色透明。湯底に玉子スープ状の白湯花が大量に沈殿しています。
面白いのが湯口で、浴槽内に3本突き出ていました。変です。
湯口で嗅ぐと、なんとも心地いい硫黄臭がします。浴槽内のお湯からも僅かに硫黄臭は感知出来ますが、あまり強くはありません。
肌触りが非常に柔らかく、お湯の成分がゆっくりと体に沁みこんでいくようで、とても気持ちが良いお湯です。
鳴子って素晴らしいなぁと、改めて実感。
このお湯だったら毎日でも利用したいんだけどなぁ・・・
でも、ちょっと高い。個人的に、このヘンチクリンなデザインは、ある意味珍しくて面白いので、嫌いではありません。
ただ、入浴料にデザイン料が加算されているのでは無いかと思える金額設定なのはちょっと痛いなぁ。
ともあれ、話のタネに行ってみる価値はありそうな一湯です。
これで私も「早稲田桟敷湯?え?入ってなかったの?まぁ、お湯は結構良いけど、別に行かなかったら行かなくても良いんじゃない?」とか、未湯の人に胸を張って言う事が出来そうです。
2007-12/29
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