含芒硝・土類炭酸鉄泉
(古苦竹温泉) 29度 / ph7.4 / S50.2.26
Na+ = 1160 / K+ = 33.88 / Ca++ = 479.4 / Mg++ = 67.28
Za++ = 8.261 / Fe++ = 27.77 / Cl- = 787.1 / Br- = 2.233
I- = 1.35 / SO4– = 2360 / HCO3- = 625.4 / H2SiO3 = 128.1
CO2 = 60.1 / 成分総計 = 5745mg
秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山字渡ノ羽58
0186-29-2434
男女別内湯
275円
10:00 – 19:00
秋田の青森県境近くにある、老人福祉センター系の温泉です。
センター系とは言っても、かなりの年季が入った、設備面などで色々と問題ありそうな所です。
色々と事情に詳しい友人曰く、「ポンプが壊れそうで、そしたら閉鎖かなー」との事です。そうなる前に是非ともと言う事で、急遽ここに立ち寄る事となりました。
訪れた時間は、日もすっかりと沈んだ夕刻。
本当に暗いです。友人の案内が無ければたどり着く事が出来なかったかも知れないと言うほど。
中の造りも古いです。ロビーにあるベルトが切れ掛かったルームランナーが何とも痛々しいです。でも、個人的には、こう言うのって妙に落ち着くんですね。
で、お風呂。内湯のみで、勿論男女別。
浴室の造りもとっても古めかしいです。入って右手側に湯船。
お湯は黄土色に濁るものが張られています。
浴室洗い場部分は、泉質のため、赤茶色に変色しています。
薄暗い浴室に、お湯の渋い色も手伝って、鄙びた風情がよりいっそう引き立てられています。
さて、肝心のお湯。
適温よりは少し熱めかなと言う感じです。僅かに土類臭がするもので、お湯の中での肌触りはシットリ系。お湯から上がると不思議とサラリとする物で、体の芯からしっかりと温まります。
湯口は無骨なパイプで、ココから熱いお湯が注がれています。
友人が指摘する通りに、ポンプの調子があまり良くないのか、注がれるお湯の量が不定期に増えたり減ったりします。何だか「頑張れ!」とか応援したくなってしまいます・・・
湯口に鼻先を突きつけて臭いを嗅いで見たところ、土類臭の他に、石膏臭や臭素臭のようなものが混じった特徴的な臭いがしました。
ポンプが少し心配です・・・
いつまでも頑張って欲しいなぁと思う一湯。
噂によると、周辺には温泉がここしか無いので、仮にポンプが壊れても何らかの形で復活するのではないかと言う話もありますけどね。
要らぬ心配である事を願ってやみません。
2007-11/11
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