ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
(巣郷温泉混合泉-巣郷温泉3号線と秀衛の湯)
73.7度 / ph8.7
Na+ = 429 / K+ = 5.3 / Ca++ = 54.9 / F- = 9.8
Cl- = 332.1 / HS- = 0.6 / SO4– = 525.6 / HCO3– = 66.8
H2SiO3 = 76.5 / 成分総計 = 1524.9mg
岩手県和賀郡西和賀町巣郷63地割158-54
0197-82-3118
男女別内湯 ・ 露天風呂
200円
8:00 – 21:00
湯田巣郷温泉は湯田温泉郷の限りなく秋田県境にあり、国道107号線沿いに旅館や入浴施設なんかがポツポツと点在しています。
湯巡り仲間と「でめ金」と呼ばれる食堂で待ち合わせをしていたのですが、思いのほか早くついてしまい、たまたま目に付いたこの蘭寿苑を利用する事にしました。
国道沿いにあるので、、すぐに見つける事が出来ます。
日帰り入浴は、なんとたったの200円。共同浴場ならばいざ知らず、旅館でこの金額とは驚きです。
お風呂は勿論男女別に別れており、それぞれ内湯と露天があります。
まずは内湯。洗い場数人分と、4~5人程度ゆったりと入れる浴槽があります。
ごく僅かににごって見える透明なお湯で、結構熱めです。
このお湯最大の特徴は、なんと言っても臭いです。頭がクラっときそうなほどの灯油系アブラ臭がします。
湯口付近に行くと更に臭いが強いので、お湯に鼻先を突きつけながら変な体勢で入浴してしまいました。
他に利用者がいなかったのが幸いですが、誰かに見られたら。。。
明らかに変な人です。
臭い意外の特徴としては、肌触りはシットリツルツルで、熱めなので体がポカポカに暖まります。
塩分を含むのか、一度汗を掻くと止まらなくなってしまいます。
湯口のお湯を口に含んでみたところ、意外な程に味がしません。
僅かに硫黄味と塩分を感じました。
こんなに臭いがキツイのに味がしないなんて不思議ですね。
次に露天ですが、こちらも内湯と同じ源泉です。内湯と比較すると多少温めですが、それでもちょっと熱いです。
こちらもアブラ臭が心地よく、まったりと入る事が出来ました。
お湯の印象は内湯と同じなので割愛。
ただ、お湯自体は露天の方が濃そうな気がしますが、臭いは少し控えめ。
アブラ臭って、空気に触れて揮発でもするのでしょうか・・・?
私は何となく内湯で過ごす時間が長かったですが、好みに応じてどちらを利用しても良いと思いました。
金額が安いので銭湯感覚で利用出来る旅館です。
とても気持ちが良い一湯でした。
2006-5/6
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