最終入湯日 : 2009-4/12
ナトリウム-塩化物泉
(ホテルアップルランド南田温泉 三号泉) 51.7度
Na+ = 907.8 / K+ = 47.2 / Ca++ = 19.4 / Mg++ = 1.8
Cl- = 1311 / Br- = 3.7 / F- = 3.4 / HS- = 1.8
HCO3– = 178.5 / SO4– = 12.5 / CO3– = 15.6
H2SiO3 = 173.9 / HBO2 = 14.7 / H2S = 0.1
成分総計 = 2692mg
青森県平川市町居字南田166-3
電 話 0172-44-3711
男女別内湯 ・ 露天風呂、など
350円
9:00 – 21:00
りんごと言えば青森です。その青森の中にあっても、津軽のリンゴは特に有名です。
で、岩木山と言えば、別名津軽富士。津軽と言えばリンゴ。岩木山と言えば、津軽。つまり、岩木山と言えばリンゴ。
で、ここは平川市。市内どこからでも岩木山を望む事が出来ます。すなわち、平川市と言えば岩木山であり、岩木山は津軽富士でリンゴ、ゆえに、平川市はりんごなのです。
皆さん、良く分かりましたね?(これは最終結論につき、青森の人であっても、反論は一切許さない)
そんな、りんごである平川市に、平川市がいかにりんごであるかを実証する施設があります。それがココ、ホテルアップルランドです。アップルと言えばりんご。
ランドを和訳すると大地。アップルランドはつまり、りんごの大地。アップルランドは平川市にある、ゆえに、平川市はりんごの大地。
(中略)
前ふりが長くなりましたので、端的に説明すると、アップルランドは平川市にある、なかなか立派なホテルです。
シンボルのなのでしょうか、建物の目立つ所に、リンゴを左手に掲げる女神様がいらっしゃいます。
つまり、女神様と言えばリンゴ、リンゴと言えば・・・
(中略)
お風呂は「苹果の湯」と「満天の湯」の2か所があり、それぞれが離れた場所にあります。
立ち寄りでも両方入る事が出来ますが、苹果の湯は15時までです。
私が訪れた時はすでに15時を回っており、選択の余地なく満天の湯を利用する事になりました。
さて、その満天の湯、内湯と露天があります。
まずは内湯。手前に洗い場があり、奥に湯船。右側に露天へ通じる橋が掛かっています。
和風っぽくもあり、悪い雰囲気ではありませんが、ちょっと、ゴチャゴチャしているような感じです。
湯船に張られたお湯は、無色透明。竹が組まれた湯口からお湯が注がれており、しっかりと掛け流しにされています。
肌ざわりツルツルで、少し潮臭あり。
お湯は45度くらいで結構熱いです。鮮度がとても良いのですが、室内は天井が低く、少し湯気蒸しているので、息苦しさを感じます。
汗がどっと出るのが分かります。ひとまず露天へ避難。
で、その露天。広々した湯船が一つありました。露天とはいえ、屋根が掛かっており、眺望は全くありません。
換気されているお陰で、湯気蒸していないのが幸いです。
お湯は内湯と同じ、肌ざわりツルツルで潮臭がするものです。温度は43度で適温。湯口からは熱めのお湯が注がれており、しっかり掛け流しになっています。
湯口に鼻先をくっつけて臭いを嗅いでみたところ、ほのかに硫黄臭がします。
露天のお湯も、内湯に負けじと良い鮮度で、少し体力を消耗気味だった私は、温めの露天で湯浴みをじっくりと楽しみました。
りんご観音様がいる、ちょっと不思議な風情の施設でしたが、お湯はなかなか。
一見するとハズレっぽい施設ですが、流石は青森のお湯、とても気持ちが良いお湯で大満足でした。
ちょっとだけB級の雰囲気を醸し出していますが、B級マニアだけでなく、普通にお湯を求める方でも楽しめる一湯です。
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