最終入湯日 : 2006-5/2
ナトリウム塩化物泉
(梅沢温泉) 50.1度
青森県北津軽郡鶴田町横萢字松倉51
0173-22-2176
男女別内湯
200円
8:00 – 21:00
鶴田町の一角にある民宿です。良い所だと聞いており、探してみたのですが、なかなか見つける事が出来ません。
仕方無しに、その辺を歩いていた台車を引いたオジイチャンに聞いてみたところ、とても親切に場所を教えてくれました。おかげさまで、無事に到着。
なーんだ、ちゃんと分かりやすい看板まであり、着いてしまえば実に分かりやすい所にあります。
さて、民宿内部に入り、入り口で「ごめんくださーい」と言うが、誰も出てこない。何度呼べど叫べど、全然反応が無い。うーん、誰も居ないのだろうかと思い、中にあがりこんでみると、分かりやすい所に浴場がありました。どうやら先客が居る模様。
脱衣所で服を着ているおじさんに、「誰も居なかったんだけど、お金どこで払えば良いかな?」と聞いたら、「そこの紙に名前書いてお金置いておくんだよ」と脱衣所入り口の棚を指差す。
見ると、そこには先客のものと思われるお金と、苗字が書かれたメモ紙が数枚ありました。
私もそれに習って自分の苗字を書き、その上に200円置いて中に入りました。
お風呂は内湯のみで、浴室内中央に湯船があります。黄褐色で透明なお湯がザブザブと注がれており、僅かに黒い湯花が舞っています。
肌触りはツルツルしてなかなか気持ちよく、お湯の鮮度も非常に良いです。
臭いはほぼ無臭に近いのですが、僅かにモール臭に似た温泉臭がします。
湯口のお湯を口に含んでみると、塩味がしてなかなか美味。
お湯の温度と泉質両方のせいか、入るとガツンと温まり、ヘロヘロに疲れてしまいます。
うーん、朝一番に入るお湯としては疲れるなぁ。でも、気持ち良いからいっか。
シンプルな浴室とあわせ、ここはとても気に入りました。
湯上り、浴場入り口に設置された給水コーナーでお水を頂いていると、民宿の女将さん登場。
早速挨拶。「東京から来たんですよ~!」と言うと、「遠いところからぁ」と、とても喜んでくれました。
女将さん、お湯に自信があるらしく、「ウチのは沸かしたり加水していないからとっても効くのよ」と、ご自慢です。
うん、きっとこの女将さんがこのお湯を守っていてくれる限り、何時来ても良いお湯を楽しめるに違いない。これからもこの素晴らしいお湯をずっと保ち続けて頂きたいですね。
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