青森県

あさひ温泉 (石江温泉) ★3.5

最終入湯日 : 2007-11/10

ナトリウム-塩化物泉
(石江温泉) 47.5度 / H14.10.18
Na+ = 1676 / K+ = 70.7 / Ca++ = 163.7 / Mg++ = 26.4
Cl- = 2836 / Br- = 8.9 / H2SiO3 = 116.7 / HBO2 = 10.7
成分総計 = 5150mg

青森県青森市富田3丁目16-50
017-766-9700
男女別内湯
390円
6:00 – 22:00

青森市内にある温泉銭湯です。
外見は首を傾げたくなるようなB級チックな造りで、ハズレを予感させられます。
私が訪れた時間はお昼だったのですが、夜に来ると、色鮮やかなネオンで温泉マークが浮き上がり、異様な光景になるのだとか。
「お湯は悪くないよ」と言う友人のススメもあり行って見ることにしました。

内部は広々としていて、待合スペースなど必要そうな物も一通り揃っており、使い勝手が良い感じです。
勿論男女別で、内湯だけの造りになっています。
さて、その内部はと言うと・・・

結構広いです。入って左手側に洗い場がずら りと並び、浴室の中央には大きな湯船がひとつ。20人以上でもしっかりと足を伸ばして入る事が出来そうなものです。
その浴槽の奥には、休憩をするためのベンチが置かれたスペースがあり、右手側には子供用のお風呂と水風呂がありました。

お湯は僅かに緑色で、僅かに濁っていますが足先が多少霞む程度のものです。
塩化物泉のようで、僅かに潮臭がします。肌触りはシットリ系で、お湯から上がると少しベタつきを感じます。
体が芯から温まるので、冬場とかは嬉しい泉質ですね。
浴槽が広く、また浴槽の一部でジェットバスがされているので、少々落ち着かない感じはありますが、お湯そのものの特徴などを考えれば、そんなに悪くも無い印象でした。

・・・と、書くと、ただのお湯だけレポート なのですが、是非注目したいのが、浴室全体に漂うB級なムードです。
まず、大浴場後ろにある、休憩スペース。なんだかトロピカルな雰囲気が漂っています。
ビーナス像や、綺麗な花々が、南国プロバンスを彷彿とさせる・・・ みたいな事になっていて、不思議と調和しているのですが、やっぱり変です。

水風呂の方に目をやってみると、勢い良く水平方向に噴出している湯口(水道口?)が目につきます。「配管が壊れましたか?」とか聞きたくなります。
これは打たせ湯なのでしょうか? でも、冷たい水に打たれても、筋肉が硬直して肩とかがこってしまいそうです。
そして、子供風呂にあるイルカちゃん湯口。いや、まぁ、可愛らしいですけどね。。。

お湯、施設の造り、B級さなど、どれをとっても70点って感じで、妙に平均的と言うか・・・
結構面白かった一湯です。
夜のネオンでライトアップされた姿も見て見たいものです。

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