最終入湯日 : 2006-5/1
ナトリウム・カルシウム-塩化 物温泉
(大間温泉) 48.5度
Na+ = 4001.3 / K+ = 173.7 / Mg++ = 47.5 / Ca++ = 931.3
Fe+ = 13.23 / Cl- = 6679.4 / Br- = 5.43 / I- = 5.04
So4– = 1613.4 HCO3- = 254.2
H2SiO3 = 25.7 / HBO = 52.2 / Co2 = 101.8
成分総量 = 13909mg
青森県下北郡大間町大字大間字内山48-1
0175-37-2411
男女別内湯
350円
8:00 – 21:00
本州最北端の温泉地、大間温泉にある日帰り入浴施設です。
営業開始時刻ピッタリに訪れました。
何だか物寂しい外観をした建物がポツンとあり、一見すると、やっているんだかいないんだか分からないような感じです。
恐る恐る中に入ってみたところ、番台にはオジチャンがおり、ちゃんと営業していました。
私以外に利用者がおらず、「ココ、大丈夫なのかな?」と、心配になってしまったのですが、暫くすると地元のオジイチャンが数人入ってきました。
何だ、結構お客さん来るじゃん。ちょっと一安心。
お風呂は男女別で、内湯のみです。浴室にはコンクリ製の湯船が一つと、備え付けの無いカランが数人分並んでいます。
非常にシンプルな造りで、私の好みにピッタリ合っており、それだけでも嬉しくなります。
湯船んは赤錆色に濁ったいかにも濃そうなお 湯が張られていました。
浴室全体の古臭さとと、このちょっと疲れたような感じがするお湯の色が、とても良くマッチしており、何とも良い雰囲気に仕上がっています。
さて、お湯の印象ですが、一言で言うと「攻撃的」なお湯です。
温度は45度くらいあり、結構熱めです。そのうえ、塩分が非常に多い為、汗だくになってしまいます。
ある方のHPで、「入浴は格闘だ!」と書かれていましたが、まさしくそんな感じです。
湯口にはコップが置かれていて飲めるようになっています。試しに口に含んでみたところ、強烈な塩分と、鉄分でしょうか、苦味が襲ってきて、とっても不味いです。
力強くて素晴らしいお湯なのですが、みるみるウチに体力を消耗してしまい、この後も色々な温泉に入りたいと思っていた私は、あまり時間をかけてお湯に浸かる事が出来ませんでした。
本州の最北端でヒッソリと湧く名湯です。
秘湯って言葉が独り歩きし、商売上の売り文句みたいに使われる昨今、山の中にある訳でもなく、守る会の提灯がぶら下がっている訳でも無い、とても鄙びた施設ですが、こう言う所を指して使う言葉なんじゃないかと思いました。
滅多にいける所ではありませんが、近くに行かれる際は是非入ってみて頂きたい所です。
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