大 沢荘 山の家露天風呂(大沢温泉)
★★★★
4.5
http://www.matsuzaki-tk.com/osawaso/
最終入湯日 : 2005-2/6
訪れた回数 : 1回

場 所
静岡県賀茂郡松崎町大沢345
泉質
カルシウム・ナトリウム−硫酸塩温泉
風呂の種類
男女別露天
電話
0558-43-0031
料金
日帰り : 500円

  - 大沢温泉 -

西伊豆の松崎から県道15号線で15分程走った所にある、
鄙びた温泉郷です。
開湯200年程の歴史があり、入るとツルツルになる事から、
美肌効果の高い「化粧の湯」と呼ばれます。

 

前日泊まった雲見の民宿を後にし、左に海岸線を眺めながら松崎へ。
松崎からは海に背を向け、県道下田松崎線を走ると、15分程して大沢温泉に到着します。
伊豆と言うと、熱海や伊東といった、目の前に海が広がる華やかな観光地を連想しますが、
大沢温泉はそんな雰囲気を微塵も感じない、素朴で穏やかな山間の小さな温泉地です。

今回利用した「大沢荘別棟 山の家露天風呂」は、その大沢温泉の外れ、大沢荘本館から
歩いて数分の所に位置する離れです。橋を渡った先にある建物は歴史を感じる年季の入った
もので、外から眺めているだけでもなんだか癒されます。
なお、「駐車場が無いので付近路駐しましょう」と紹介しているWebページも多いですが、
吊り橋手前100メートル程の所に、露天風呂専用の駐車場があります。(最近作られたとか・・・)
歩いてたかが1〜2分の距離ですので、決して路駐しないようにしましょう。

橋を渡りきると、中から旅館の人と思われるオバアチャンが出てくる。入浴料500円払うと
旅館の名前が印刷されたチケットを渡されたので、財布にしまうと、「別にもう必要無いから
捨てて良いよ。」と言われる。一瞬、「そんな不要なものだったら渡さんでもええ!」と思い
つつ、かといって嫌な気分はしない。バアチャン、「そこだよ。」「右が女性、男は左。」と、
ぶっきらぼうに案内してくれました。
マニュアル通りの丁寧な対応も嫌いでは無いが、こういう素朴で地元の人が普段している
会話そのままといった感じの受け答えは不思議と癒されます。

さて、肝心の温泉ですが、この「山の家」に あるのは露天だけです。
山の家のすぐ脇に離れのような建物があり、そこが男女別脱衣所に
なっています。中には5〜6人分程度の籠などが用意されていますが、
基本的には脱ぐだけの場所で、特に何もありません。

お風呂は脱衣所の先にあります。以前は男女混浴だったそうですが、
今は左写真のように仕切りがあり、完全に男女別に分かれています。
お湯は無色透明で、硫酸系温泉特有の臭いがします。

特筆すべき事として、この温泉には湯口がありません。
左写真で仕切りの部分が白くなっている箇所がありますが、
その下から源泉が勢いよく湧き出しています。
絶えずボコボコと噴き出している為、お湯が常に揺れてどうも
落ち着かないですが、湧き出したままの新鮮なお湯を楽しむ事が
出来ます。
源泉そのまま投入でさぞかし熱いと思いきや、湯船のお湯は41度
でとても快適でした。

最近マスコミ等で、しきりに「源泉掛け流し」という言葉が使われるようになりました。
私も源泉掛け流しは大好きです。
しかし、ここのお湯は、「掛け流し」以上に素晴らしい、「源泉湯溜り風呂」です。
源泉から管を通して湯船までお湯を引くのではなく、沸いたままの状態でお湯を頂く。
お湯の鮮度にこだわる人にとっては、究極の贅沢だと思います。
伊豆方面へ出かけられる方には是非ともオススメしたい一湯です。