共同浴場 金の湯 (湯平温泉)
★★★★ 4.0

最終入湯日 : 2010-4/29
訪れた回数 : 1回

場 所
由布市湯布院町湯平
電 話 無し
風 呂の種類
男女別内湯
料 金
200円(湯平宿泊者は100円)
営 業時間
6:00 - 22:00





飲 泉
循 環
塩 素
加 温
加 水





 
ナトリウム-塩化物泉
(湯ノ平中鶴2号)  81.9度 / ph8.4 / 掘削動力 / H21.2.19
Na+ = 559 / K+ = 25.7 / Ca++ = 19.9 / Mg++ = 1.6
Li+ = 1.4 / Sr+++ = 1 / Cl- = 663 / F- = 1.8
Br- = 1.8 / HS- = 0.3 / SO4-- = 95.1 / HCO3- = 303
CO3-- = 12 / HsSiO3 = 178 / HBO2 = 18.3
成分総計 = 1882mg






以前からその名前を何となく知っており、来たいと思っていた湯平温泉。共同浴場が
5軒あるとなれば、当然全部入りたくなるのが人情です。5軒とも歩いて行ける場所に
あり、駆け足で全部入る事も出来そうおでしたが、折角だからゆっくりと入りたい。
と、言うことで、湯平温泉に宿泊する事にしました。今回の投宿先は、湯平温泉街の
ど真ん中に位置する、よろずやさんです。

初めて訪れた湯平温泉、あまり予備知識が無かった私は、石畳の凸凹にまず驚きまし
た。風情は非常に良いですが、あまりのガタガタっぷりに、コペンがポッキリと折れ
そうで怖いです。何とかよろずやさんに到着し、荷物を部屋に入れて、最初に向かっ
た共同浴場がここ、金の湯です。よろずやさんからは歩いて1〜2分の場所にあります。
ちなみに、途中に中の湯と言う共同浴場があります。この中の湯は、日替わりで男女
入れ替えのようで、この日は女湯でした。
と言う訳で、紅鮭は中の湯、私は男女別にちゃんと分かれている金の湯を利用する事
に。明日はその逆をすれば、お互いに取りこぼし無く5軒の共同浴場に入れると言う
算段です。

さて、その金の湯。中の湯からだと目と鼻の先ですが、湯平温泉の中心を流れる花合
野川を挟んだ対岸にあります。何の変哲も無いコンクリート橋を渡った先に、これま
た何の変哲も無い共同浴場なのですが、夜更けに訪れたせいか、無性に風情が良く見
えるから不思議です。
入浴代は100円。管理人が常駐していないので、入り口にある料金箱にお金を投入す
る仕組みです。


内部は、地元の方の生活臭が漂う雰囲気の、いかにもと言った感じの共同浴場です。
脱衣所と浴室はガラス戸で仕切られており、ガラス戸越しの浴室が湯気蒸している
のが見えます。先客が5名、恐らく全員地元の人と思われ、会話が弾んでいます。
そんな中お邪魔するのも少し気が引けつつ、挨拶をして中へ。


浴室は入って左側に長方形の湯船、右側が洗 い場と言う、シンプルな造りです。
お湯はうっすら黄金色をした美濁湯。うっすらと湯底が見えます。
湯船に張られたお湯の温度は43度くらいでしょうか。ほぼ適温です。肌触りはシッ
トリ系ですが、お湯から上がると不思議な清涼感もあります。芒硝と塩化物、鉄の
成分が、バランス良くミックスされたお湯と言う印象です。異論はありそうですが、
私が感じた印象は、薄めた遠刈田温泉ってところです。
お湯からは僅かに金気臭と、芒硝系の薬臭が混じっています。

訪れた時間が遅い事と、既に多くの方が利用した後であろう事から、鮮度はまずま
ずです。ただ、初めて入る湯平のお湯、想像していたよりも遥かに良くて、凄く気
持ちが良く感じます。もっと、こう、アッサリな単純温泉をイメージしていたので
すが、なんのなんの、かなりハッキリと特徴があるお湯ではありませんか。
ハッキリ言って、気に入りました!

暫く入っていると、先客だった地元の方が一斉に引き上げて、私一人で貸しきり状
態。あ、ラッキーと思い、写真を撮っていると、すぐさま他の方が2名程来ました。
湯平温泉自体は、山間の温泉地と言う感じで、さほど賑わっている様子もありませ
んが、この金の湯は大盛況です。共同浴場が5軒もあるのに、分散しないのでしょ
うか? 分散してこれだけ活況? もしくは、この金の湯だけ特別人気があるのでしょ
うか? 色んな考えが頭の中をぐるぐると過ぎりました。

今後も色んな方に愛され続けて欲しいと思った、素朴な共同浴場でした。