下湯平共同温泉 幸せの湯 (下湯 平温泉)
★★★★ 4.5

最終入湯日 : 2010-4/30
訪れた回数 : 1回

場 所
大分県由布市湯布院町下湯平2443-2
電 話 無し
風 呂の種類
男女別内湯
料 金
200円
営 業時間
10:00 - 21:00





飲 泉
循 環
塩 素
加 温
加 水





 
ナトリウム-硫酸塩泉
(幸せの湯)  51.9度 / ph6.5 / 掘削動力 / H21.1.19
Na+ = 258 / K+ = 33.5 / Ca++ = 38.5 / Mg++ = 2.2
Fe++ = 13.8 / Cl- = 99.1 / F- = 3 / SO4-- = 497
HCO3- = 94.7 / CO3-- = 55.4 / HS- = 0.1 / HsSiO3 = 70.1
HBO2 = 4.3 / 成分総計 = 1171mg






私が前日宿泊した湯平温泉から、車で走る事およそ5分。大分と由布院を繋ぐ、国道210号線
から少しわき道に入った所に、下湯平温泉「幸せの湯」があります。下湯平温泉と言うからに
は、多少の旅館があるのかと思いきや、私が目にした限りでは、ぽつんとこの共同浴場が一軒
あるだけでした。一見すると、地元の人しか訪れないような地味なお風呂ですが、210号線沿
いに大きな看板が出ているので、注意深く走っていれば見落とすことは無いでしょう。
九州在住の方から、ここのお湯は私好みじゃないかと聞いており、立ち寄る事を楽しみにして
おりました。

到着した幸せの湯。事前情報では10時からオープンとありますが、私が到着したのはフライン
グ気味に、10分前です。外で待とうかと中を覗くと、扉が開いています。どうやら管理人は不
在で、入り口の料金箱にお金を入れる仕組みのようです。更に中を覗くと、お風呂のお湯もちゃ
んと張られています。
10分間待とうかと少し戸惑いながらも、お金を入れて入らせて頂くことにしました。



共同浴場にしては結構広々とした造りで、休 憩が出来る部屋がちゃんとあります。
今はまだガランとしていますが、時間になれば、きっと地元の方々で賑わうので
しょう。
浴室は男女別で、それぞれに内湯があるのみです。シンプルな造りではあります
が、脱衣所も浴室も十分な広さがあり、使い勝手はとても良さそうです。
正面に10人以上でもゆったりと入ることが出来そうな、広々とした湯船があり、
その手前に洗い場がありました。
湯船はコンクリート張りですが、洗い場の床や壁に張られたタイルで、岩風呂の
ように演出されていました。

さて、そのお湯。どのような物かと思って見てみると、何だか灰色がかった土気色に濁って
います。桶でお湯を救ってみると、実に不気味な色。一言で言うならば、泥水です。あまり
お目にかかった事の無い色をしています。
見た目は悪いですが、当然泥水などではなく、温泉です。しっかり暖かく、湯船の中のお湯
は43度程に調整されています。とりあえず掛け湯をして中へ・・・

お湯は見た目の通りに、ズッシリと重い浴感 のある、濃厚な物です。肌触りは
シットリ系で、体が芯から温まります。
お湯の臭いは、微金気臭と、土類臭、それ以外にも、硫黄臭が崩れたような
ガス臭があります。
他所の温泉で似たお湯があったか振り返ってみても、あまりピンと来ません。
かなり個性的な物です。
結構な湯量があり、湯口から注がれた分のお湯が、そのまましっかりと掛け
流されているのが分ります。

湯口は湯船の左手前側にありました。その湯口から注がれているお湯を見ると・・・
どっからどう見ても、濁っています。
全国に数多くある濁り湯の殆どは、湯口の時点では透明で、その後空気に触れ
て時間が経つことで濁っていきます。
しかし、ここのお湯は、最初からドロドロに濁っています。
と言うか・・・
湯口から注がれているお湯の方が、浴槽に張られているお湯より濁っています。
湯口付近の湯底に。掻き混ぜないようゆっくり手を差し入れると、案の定と言う
か、泥や砂にも似た湯花(?)が大量に体積していました。

 

ちなみに、湯口付近に「この温泉は飲む事が出来ません」と言う張り紙を発見。
こんな濁ったお湯・・・
頼まれたって飲む気がしませんw

それにしても、世にも珍しい濃厚なお湯で、 とても楽しかったです。
ただ、このお湯、ちゃんとあがり湯しないと、入浴する事で体がかえって汚れて
しまいそうです・・・
ちなみに、帰宅してからネットで色々と調べて見ると、どうやら以前まではこんな
特殊なお湯では無く、無色透明で変哲の無いものと言うレポートを良く聞きます。
最近泉質が変わったのか、私がラッキー(アンラッキー?)だったのか・・・?

ともあれ、とても印象に残った一湯でした!