小倉乃湯(沓 掛温 泉)
★★★
3.5

最終入湯日 : 2005-9/18
訪れた回数 : 1回

場 所
長野県小県郡青木村沓掛428-3
泉 質
アルカリ性単純温泉
風 呂の種類
男女別内湯
電 話
無し
料 金
150円
営 業時間
9:00 - 21:00











源 泉
鮮 度
個 性
風 情
鄙 び
環 境
飲 泉
循 環
塩 素
加 温
加 水











一 言コメント

ぬるめなのでゆっくり長湯出来ます。






沓掛温泉は、別所や田沢温泉の程近く、豊かな緑に囲まれた静かな所に沸く温泉です。
この沓掛温泉は平安時代に開湯し、長い歴史があります。かつては多くの旅館が立ち並んでいた
そうですが、今ではひっそりと数軒の宿を残すのみとなりました。
今回私が利用してきた「小倉乃湯」は沓掛温泉の中心地にある共同浴場で、これまたひっそり
と建ってます。
意識していないと、気づかずに通り過ぎてしまうかも知れないところです。

さて、この小倉乃湯ですが、入浴料が150円と、嬉しい共同浴場プライスになっています。
建物内には、休憩所や食堂など無く、お風呂だけという、これまた共同浴場らしい造りです。
浴室内には湯船が2つ。入って手前にある広い方には39度の源泉がそのまま掛け流されており、
かなり温め。奥の小さな湯船には、加温されたお湯が掛け流されており、こちらは適温です。
どちらも透明であまり特徴が無いお湯ですが、所々白い湯花が浮いていました。
肌触りは少しツルツルで、癖が無いのでゆっくり入っていられそうな優しいお湯です。
面白いと思ったのが、お湯の臭いで、手前の源泉浴槽ではほとんど臭いがしなかったのですが、
奥の加温された方に行くと、弱いながらも確かに分かる硫黄臭がありました。
これは温泉に限らず、食べ物でもそうなのですが、熱を加えた方が、水分が湯気となって空気中に
分散する為、匂いが強くなるんですかねぇ。
少し勉強になったような気がします。


静かな山間にある、温めのお湯。
夏場なんかにゆっくり寛ぐと良いかも知れません。



↑ 画像をクリックすると、「使用料金」表を表示します。
蛇足ですが、共同浴場脇にも浴槽のようなお 湯が張られた一角があり、
洗濯場になっていました。
「選択料 50円、漬菜洗料 200円・・・」
なるほど、温泉で洗った野菜は美味しそうだなぁ、と思ってみていると、
その中に気になる一文が。
「洗車料 200円」
洗車? 洗車ってやっぱり、車の!?
うーん。「温泉で車洗うって、車にとって悪いのでは?」という疑問もある
のですが、それ以前に、浴槽に車を横付けして洗車している光景を
想像すると可笑しくてなりません。


とりあえず、洗車している光景を想像して短い小説を書いてみました。


初夏、外は割れんばかりの蝉の鳴き声。旅館に入り、浴衣を着て冷たいビールを飲み干すと、旅の疲れが
少し癒えたような気がする。ふと時計を見るとまだ4時過ぎだ。夕食までの時間をどうやって潰そうか。
「そうだ。外湯に行って汗を流すか。」
私は宿から借りた下駄を履き、寂れた温泉街を歩く。共同浴場はもうすぐそこ・・・って、
「うわっ! なんか、汗だくになって車のシャンプーしてる人いるし!」
「ア、車に水をザバザバかけてる! オイ、泡がコッチまで跳ねるよ! あああ! 足元水浸し!」


・・・うーん。風情台無し。