姥之湯旅館(鳴 子温 泉)
★★★★
4.5

最終入湯日 : 2007-12/31
訪れた回数 : 2回

場 所
宮城県玉造郡鳴子町
泉 質
単純温泉 / 含土類-芒硝泉 / 含芒硝-重曹泉 /
含食塩重曹-硫黄泉  (自家源泉4本所有)
風 呂の種類
男女別内湯 ・ 混浴露天
電 話
0229-83-2314
料 金
500円 (湯巡りシール2枚)
営 業時間
9:00 - 16:00











源 泉
鮮 度
個 性
風 情
鄙 び
環 境
飲 泉
循 環
塩 素
加 温
加 水











一 言コメント

4本も独自源泉があるなんて、流石鳴子クオリティ!
 





鳴子温泉駅のすぐ傍、なのですが、裏手にある為ちょっと徒歩だとちょとアクセスがし難い所にある
老舗の温泉旅館です。国道47号線からはすぐの所にある為、車でのアクセスは非常に容易です。

姥之湯旅館は自炊部もある湯治向きな宿で、自家源泉が4つあります。
鳴子で自家源泉はほとんどアタリマエな事で、それ自体は全く珍しくありません。でも、源泉を4つも
持っているというのはとても贅沢な事で、流石老舗だけあります。
しかも、それらの源泉が全て泉質が異なると言うのだから、驚きを隠せません。
流石は鳴子と言うべきでしょうか。いやはや、恐れ入ります。

と、言っても、私が入れたのは4つのうち2つだけ。

まずは露天風呂で、含芒硝-重曹泉(ナトリ ウム炭酸水素塩・硫酸塩泉)です。
こちらは混浴ですが、夜中などは女性専用時間もあるのかな?
岩風呂になっており、あまり広くは無いですが快適な造りをしています。ただ、
鳴子という場所柄だと思いますが、景観はあまり良くありません。
外の空気に当たりながら入る風呂と割りきったほうが良さそうです。
お湯は、ごく僅かに白っぽく濁って見えなくも無いですが、殆ど透明です。
鉄分を多く含むらしく、湯口周辺など、浴槽の一部が赤茶色に変色しています。
飲んでみた感じも、わずかに鉄味を感じるものでした。

次に入ったのが、硫黄泉です。
こちらはちゃんと男女に分かれており、内湯のみ。狭い浴室で、洗い場と浴槽が
コンパクトにまとめられています。
幸い私が利用した時は貸切状態でしたが、見知らぬ者同士3人も集まったら、
かなり居心地が悪いかも知れません。
お湯は真っ白に濁ったもので、見た目程には強くないですが硫黄臭がします。
あまり新鮮という感じはせず、肌触りは析出した硫黄成分のせいか、ちょっと
サラサラした感じです。
飲んでみた印象はそれほど濃い感じはしない、普通の硫黄味で、苦味がありました。



さて、次ですが、硫黄泉の隣にある単純泉にも・・・ と、思ったのですが、
残念ながら清掃中で利用する事が出来ませんでした。
ただ、扉が開きっぱなしだったので、ちょっと中をのぞかせて貰うと、
そこにはお湯の張られていない空っぽの浴槽があるだけ。
驚いた事に、その浴槽ですが、単純泉が張られていたものとは思えない
程に赤く変色していました。
他の人のレポートなんかを読んでみても、鉄臭がしたなどという報告が
あるので、ちょっと興味深いですね。


最後に、芒硝泉ですが、こちらは宿泊者専用との事で、利用する事が出来ませんでした。
浴室も上記3つのものと離れた所にあるらしく、覗き見する事も出来ません。
うーん。折角4つも源泉があるのに、2つしか入浴できなかったのはちょっと悔しいですね。


自炊が出来るという事は安く泊まれるという事でもあり、今度は宿泊して利用してみようかなと
思わせるところでした。
またこようっと。



2007年 12月 31日 − 再訪・宿泊

以前立ち寄りで訪れた事のある姥之湯に宿泊で行ってまいりました。
直前の予約でしたので、一番小さな部屋しか残っていませんでした。2食付で8500円との
事です。予約の際に「本当に狭い部屋ですけど良いのですか?」と散々念を押されました。

で、到着してみると、大晦日のせいか大盛況。慌しい中案内して貰ったお部屋は、念を
押された通りに狭いお部屋で、4,5畳でした。まぁ、部屋ですることなんて寝るだけなので、
全然構わないのですけどね。
夕食はこの狭いお部屋で頂きます。大晦日だから何か特別な趣向でも凝らしているのか
とちょっと期待しましたが、別に何の変哲も無く、ま、そんなモンかなとちょっとだけ残念
でした。料理としては、まぁ、普通。大晦日に2食付で8500円と言う破格値を考えれば
こんなものかもしれませんね。

食後はお楽しみの館内湯めぐり。勿論4箇所全部回りました。
露天は前回同様の印象ですが、雪が降る中だったので寒かった・・・
やっぱココのお気に入りは硫黄泉で、ココをメインで利用しました。前回来た時よりも硫黄臭
が格段に強く感じました。

で、前回はいる事が出来なかった、単純泉と芒硝泉。
まずは単純泉の方。ドバドバと掛け流されていて、良い感じです。浴槽内のお湯は少し
温く感じるくらいで、そのためじっくりとお湯に浸かっている事が出来ます。
肌触りは少しキシキシする感じで、臭いは金気臭。お湯は僅かに濁っており、湯底につけ
た足先は霞んで見えます。
単純泉とは言っても、しっかりと特徴を感じるもので、これはこれで結構良かったです。

続いて芒硝泉。芒硝臭? 私がイメージする芒硝臭と言うより、潮臭の方が何となく強い
印象を受けます。お湯は無色透明ですが、所々に灰色の湯花が舞うもので、肌触りは
柔らかく、入りやすい印象。
こちらもあまり熱く無いので、お湯に身を沈めてゆっくり落ち着く事が出来ました。

この日は大晦日なせいか、利用者が非常に多く、どの浴室のお湯もちょっとくたびれた
ような印象を受けました。
ただ、宿泊で時間を気にせずに入る事が出来るのは嬉しいですね。
大晦日は自炊での受付をしていないそうですが、普段は素泊まりする事もできて、破格の
金額で泊まる事が出来ます。是非また利用したいですね。
ひとつのお宿で4つの異なる源泉を楽しめる素敵な一湯です。また来たいと思いました。


↑ 2007年最後の夕食。ちょっと質素かな?

↑前回入れなかった芒硝 泉。素晴らしい!

↑2008年最初の朝 食。やっぱりちょっと質素