旅 館大沼(東鳴子温泉)
★★★
3.5
http://www.ohnuma.co.jp/
最終入湯日 : 2005-4/30
訪れた回数 : 1回

場 所
宮城県玉造郡鳴子町字赤湯34
泉質
単純重曹泉 ・ 食塩重曹泉
風呂の種類
男女別内湯 ・ 露天 ・ 貸切風呂
電話
0229-83-3052
料金
入浴 : 500円

  - 鳴子温泉郷 -

鳴子、東鳴子、鬼首、川渡、中山平の5箇所からなる温泉地。
日本国内にある11種類の泉質のうち、9種類がこの鳴子温泉郷
から沸いているとされます。
観光地としてだけではなく、お湯のよさから、多くの人が
湯治目的で訪れます。  


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東鳴子温泉は、悪く言えば活気の無い、良く言えばとてもほのぼのとした所です。
少し元気が無いような気もしますが、お湯の良さは絶品で、喧騒を忘れてゆっくり湯治をするには
絶好の場所と言えるかも知れません。
そんな東鳴子温泉の一角に、今回利用した「旅館大沼」はあります。
自遊人の温泉パスポートで無料入浴が出来るとの事で、喜び勇んで行って参りました。

ちなみに、物凄くどうでも良い話ですが、大沼の駐車場に、日帰り客のものと思われる、
ダイハツ・コペンが停まっていました。軽自動車でありながら、電動メタルトップ装備の2シーター
オープンカーで、見た目が非常に愛くるしい、今私が一番欲しい車です。
そのコペンの隣に私の車を停め、他人様のコペンをニヤニヤと一通り眺めた後、旅館の中に入る。

中に入ると、ご主人が出迎えてくれました。恐る恐る自遊人のパスポートを差し出すと、ご主人、
「あぁ、ごめんなさい。GW中は御利用頂けないんですよ」との事。よくみたら、温泉パスポートにも
ちゃんと「土日祝日利用不可」と書いてありました。残念ですが、私の確認不足。仕方が無い・・・
「先ほども自遊人のパスポートをお持ちになった方がいたんですけどね〜・・・」と、ご主人。
私と同じウッカリさんは他にもいるみたいです。
しかし、かといって「じゃあ、結構です。」では、あまりにも失礼だし、入ってみたいお湯には違い
無かったので、普通に一人500円のお金を払って利用させてもらうことにしました。
ご主人曰く、4階に貸切風呂と、1階には大浴場があり、そのどちらを利用しても良いとの事です。
早速、4階の貸切風呂を使わせていただく事にする。

貸しきり風呂がある4階には、階段を使ってあがっていきます。
エレベータがあれば、随分と楽だろうと思うのですが、あいにく階段しかありません。
私は勿論、4階にのぼる事くらい、訳も無いのですが、お年寄りとかにはキツイかも知れません。
貸切風呂は2箇所あり、それぞれ「陰の湯」「陽の湯」と名前がついていました。
誰もいなかったので、両方とも覗き、浴室が広い「陰の湯」に入る。


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「陽の湯」は、浴室、脱衣所共に、2人同時 に利用するのが精一杯という程度の
大きさです。知らない人と一緒に利用するには窮屈ですが、貸切風呂なので、
勿論その心配は無用。
中から鍵をかける事が出来るので、安心して利用が出来ます。

2人入ったら足を伸ばせない程の大きさをした湯船には、薄い黄緑色をした、
透明の純重曹泉が張られています。
無臭で、鳴子温泉的な「強烈」な個性はありませんが、肌がしっとりヌルヌル
する、優しい感じのお湯でした。
また、4階の高さだけあり、浴室からはJR陸羽東線を眺める事も出来て、
なかなかの眺望です。

次に、階段で1階に戻り、大浴場も利用する。
1階には、混浴大浴場、女性専用浴場、貸切風呂などがあるのですが、私は混浴の大浴場を
利用しました。脱衣所は男女別で、中が一緒というタイプです。
混浴だけに、オバチャンとかと鉢合わせしたら、バツが悪いなぁ・・・ なんて思いつつ、入って
みたら私以外に利用者がいませんでした。

浴室はタイル張りで、大きな湯船が真中に どっしり構えています。
湯船の両脇にはカランが数人分。壁には天女の絵が描かれていました。
脱衣所にあった説明では、この壁絵は仏画家の高橋典子さんの作品らしい
ですが、絵画に疎い私には、それがどれだけ価値のあるものか、さっぱり
ワカリマセン・・・

お湯は4階の貸切風呂にあった重曹泉と非常に良く似ているのですが、
こちらは食塩重曹泉で、別源泉だそうです。浴槽内のお湯は44度で、
少々熱め。泉質のせいか、実際の温度以上に熱く感じるお湯で、一瞬で
ユデダコになってしまいました。
あまり長湯は出来そうにありません。

なお、右の写真に写っているものは、どうもこの浴槽の湯口らしいです。
とても変わった物で、栓を抜くと中から熱いお湯が溢れ出ます。



なお、旅館大沼には、今回私が利用した内湯以外にも、宿泊者専用の露天風呂や、離れの貸切
露天風呂など、合計で8箇所の浴場があるそうです。
源泉は日帰りでも入浴可能な、純重曹泉と食塩重曹泉の2種類なのですが、色んなお風呂に入って
ゆっくりと寛ぎたいのならば、宿泊してみるのも良いかも知れませんね。