西 多賀旅館(鳴子温泉)
★★★★
4.5
http://www.nishitaga.com/
最終入湯日 : 2009-6/2
訪れた回数 : 3回

場 所
宮城県玉造郡鳴子町新屋敷78-3
泉質
含芒硝-重曹硫化水素泉
風呂の種類
男女別内湯
電話
0229-83-2117
料金
日帰り : 400円

  - 鳴子温泉郷 -

鳴子、東鳴子、鬼首、川渡、中山平の5箇所からなる温泉地。
日本国内にある11種類の泉質のうち、9種類がこの鳴子温泉郷
から沸いているとされます。
観光地としてだけではなく、お湯のよさから、多くの人が
湯治目的で訪れます。
  




国道47号線沿いの、鳴子温泉駅の傍にあるこじんまりとした旅館です。
この「西多賀旅館」のすぐ隣には「東多賀の湯」という旅館が建っており、この二つの
お湯は、鳴子でも屈指の名湯として、温泉好きの間ではかなり有名です。
あまりに隣り合っているせいで、国道沿いに出ている看板を頼りに駐車場に入ったら、
「ありゃ、東多賀に来るべきところを、間違えて西多賀の駐車場に入れちゃったよ!」
なんて事が、始終起こっているような気がする、今日この頃。。。

自炊湯治を受け付けている宿と聞き、「きっとかなり鄙びているんだろうな〜」と思って
中に入ったのですが、意外と小奇麗でちょっと拍子抜けをします。
多分リフォームをしたのかな?
気さくな従業員の方を相手に受け付けを済ませ、早速お風呂へ。



玄関の小奇麗さに比べて、浴場は昔の姿そのものといった感じの、
ちょっと古さを感じされる造りをしています。
まずは脱衣所ですが、簡単な椅子があり、日曜大工で作られたかの
ような脱衣棚が置いてあります。
籠も無いので、脱いだ服を棚の中に適当に放り込む。
浴室も湯船が中央にあるだけの、シンプルなものです。
カランや洗い場、備え付けのシャンプー等は一切無く、ただお湯が
張られているだけ。
「さあ、黙って温泉に入りやがれ!」
という意気込みすら感じられる、潔い浴室です。

お湯は黄緑色に白濁した硫黄泉で、強烈な硫黄臭と共に、
鳴子特有の油臭がします。
所々白や灰色の湯花が浮いているお湯で、肌触りはちょっとヌルヌル系。
飲んでみると、「マズイ!」の一言。
硫黄に苦さと、油っぽい香りが口の中に広がります。
42度前後と思われる適温で、ゆっくりとくつろぐ事が出来ました。


お湯の不味さといい、色の濃さといい、臭いの強烈さといい、とにかく「濃い」温泉です。
なるほど、温泉マニアの間で評判が良い理由が良くわかりました。
ずっと嗅いでいると頭が痛くなりそうな油臭に好みはあると思いますが、他では滅多に
味わえない良泉です。
鳴子に行かれる際は、隣の「東多賀の湯」とあわせて是非ともオススメです。


なお、彼女曰く、女湯の方はちょっと温かったらしい。38度位だったとか・・・?
湯口の傍から動く事が出来なかったそうです。
熱湯好きな彼女からすると、「ぬるすぎ!」なのでしょうが、ぬる湯好きな私から
すると、なんとも羨ましい話です。。。



2005年 10月 2日   再訪

相変わらずというべきか、物凄く良いお湯 に、改めて西多賀の
素晴らしさを思い知らされました。

ちなみに、とあるお馬鹿なアクシデントで、旅館の方に迷惑を
掛けてしまったのですが、色々とお世話になりました。
お詫び兼ねて、是非とも今度は宿泊でお邪魔したいと思いました。



2009年 6月 20日 − 再訪

前回訪問から3年以上経ってしまいました。ずいぶんと久しぶりの再訪です。
お風呂自体は、前回訪問時と変わること無く、懐かしい姿そのままです。
素晴らしいお湯も顕在! しばらくの間だれも入っていなかったのでしょうか、なんと、
細かい湯花がお湯の表面にびっしりと浮いていました。これは嬉しい!
名湯が多い鳴子にあって、特に評判が高い所のひとつ、西多賀旅館。その実力は衰える
事無く、何度来ても驚きの素晴らしいお湯です。
そう言えば泊まるなんて言っていたなぁ・・・
機会を見つけて、宿泊しに来ようと、堅く心に誓いました。


↑美しい緑の湯

↑別アングルから

↑湯面に浮く湯花