藤島旅 館(川渡温泉)
★★★★
4.5
http://www.naruko.gr.jp/ryokan-fujishima/fujishimaryokan-1.htm
最終入湯日 : 2009-6/20
訪れた回数 : 5回

場 所
宮城県玉造郡鳴子町大口字川渡84
泉質
含硫黄・ナトリウム・炭酸水素塩泉
風呂の種類
男女別内湯
電話
0229-84-7412
料金
入浴 : 200円

  - 鳴子温泉郷 -

鳴子、東鳴子、鬼首、川渡、中山平の5箇所からなる温泉地。
日本国内にある11種類の泉質のうち、9種類がこの鳴子温泉郷
から沸いているとされます。
観光地としてだけではなく、お湯のよさから、多くの人が
湯治目的で訪れます。





藤島旅館は、川渡温泉の中心地にある、老舗の風格あふれる旅館です。
実は、最初の予定では、川渡温泉の共同浴場に入るつもりだったのですが、どうにも
見つける事が出来ませんでした。
別に、人に道を尋ねる事は苦手じゃないですが、朝一番だったせいか、そこらヘンを
歩いているオバチャンに聞く気力も沸かない。
結局、「ま、鳴子だし、どこ入っても良いお湯に違いない。」という事で、あまり事前に
下調べもしないまま、飛び込みで藤島旅館を利用する事になりました。

外観は、大正とか昭和初期を連想させる、と ても立派な門構えを
しています。大理石張りの高級ホテルは嫌いじゃ無いですが、温泉
旅館の場合、古臭い造りをしている方が、風情があって私は好きです。

外観だけでなく、中はもっと古風で個性的な造りになっており、とても
驚かされます。
なんと、玄関が「コ」の字型になっているのです。
これがまた、今まで見たことの無い、何とも言えない不思議な風情を
醸し出していて、とても良い
今でこそ大分鄙びていますが、建物が建った当初は、とても豪勢な
高級旅館だったのかも知れません。

「ごめんくださーい」と声をかけると、中から御婆ちゃんが出てきました
「日帰り入浴なのですが・・・」と言うと、御婆ちゃん、私と彼女を見て、「400円です。」と
答える。あぁ、一人400円で、二人だと800円だな?と、思い、1000円札を出して200円の
お釣りを期待していたら、600円も返ってきた。
一人200円で、二人で400円だったみたいです。旅館にも関わらず、入浴料金が共同浴場価格でビックリ。
初めて来た事を告げると、とても丁寧に浴場までの行き方を案内してくれました。

お風呂は、内湯が一つあるのみです。
まずは脱衣所ですが、妙に細長い。入って右手が脱いだ服を入れる為の棚、左手が浴室になっています。
浴室の様子は、脱衣所からガラス越しに中が見えるようになっています。

浴室に入ると、最初に目に飛び込んで来るの は、浴槽中央に
陣取っている大きな湯船。脇にカランが数人分あるだけで、室内は
とてもシンプルです。
湯船にはうぐいす色に濁ったお湯が張られており、湯温40度で
少しぬるめ。玉子臭と、ごく僅かに油臭のする、とても気持ちが
良いお湯で、時間を忘れてゆっくりと寛ぐ事が出来ました。

なお、湯船の一部分(脱衣所から入って左側)は、寝湯を楽しむ為か、
浅くなっているので注意が必要です。
知らずに湯船の中を移動していた所、いきなり浅くなっていて脛を打ち
ました。濁り湯の中には、何が潜んでいるか分かりませんね!

浴室の端には打たせ湯もあります。入ったすぐ右手に、奥まった所に狭い空間があり、
そこが打たせ湯スペースです。最初、清掃用具置き場か何かと思い、気が付かなかった
のですが、先客のオジサンが使っていたので、その存在に気が付きました。

打たせ湯を利用するには、入る手前の壁に赤いボタンを押すと、大量のお湯がドボドボと
上から流れ落ちてきます。
38度程度と思われる、温めのお湯で、多少加水しているようですが、浴槽内の物と同じ
温泉を利用しているみたいです。
モッタイナイとしか言い様の無い、贅沢なお湯の使い方に、思わず嬉しくなってしまった私は、
上から落ちてくるお湯を顔面で受け止め、その心地よさを堪能しました。
本来だったら、肩なり腰なり、顔以外の所にお湯を当てるのが正しい使い方なのでしょう。
きっと、他の人が顔面でお湯を浴びる私の事を見たら、「ヘンな奴だ」と思ったに違いないです。

浴後は、自販機で飲み物を買い、一休みする事が出来るスペースがあります。
特筆すべきは、自販機で売っている飲み物のバリエーションで、コーラやスポーツドリンクは
勿論、ビン牛乳やフルーツ牛乳など、思わず腰に手を当てて飲みたくなる飲み物もちゃんと
揃っています。
館内には、簡単なお菓子やアイス、軽食等を扱う売店もあり、入浴後もゆっくり寛ぐ事が
出来そうです。
そのうえ、日帰り入浴の受付時間が、朝は7時から、夜は24時までと、宿泊客に申し訳なく
なってしまう程に長いのも特徴です。
これで旅館だと言うのだから、驚きです。
「良いお湯を安く、いつでも好きな時に。」何だか、これ以上望むべくも無い程に、素晴らしい
ところでした。

もしこんな所が地元にあったら・・・ ほぼ毎日通い詰める事になると思います。





2007年 1月 2日 − 再訪

再訪です。相変わらず200円と言う共同浴場価格で、今回は夕方と言う時間帯に行ったせいか、
多くの人でごった返していました。
何だか、旅館と言うよりも銭湯に立ち寄っているような気分です。
硫黄臭が香る気持ちの良いお湯で、少し茹り気味になるまでじっくりと入浴を楽しみました。
お陰で、湯上り汗だくで少し困ってしまった訳ですが、これは自業自得と言う奴でして・・・ ^^;
またふらりと立ち寄るつもりです。



2007年 12月 29日 − 再々訪

共同浴場的に利用出来る便利なお宿、藤島旅館です。
いつも利用する大浴場では無く、小さなお風呂もあると聞いて、是非そちらにも入って
みたいと思い、やってきました。
ちなみに大浴場は200円ですが、小さい方に入る場合300円なのだとか。

で、そのお風呂。
おぉ! 藤島旅館と聞くと、広々とした湯船を思い浮かべるのですが、ここの
はちょっと小さいです。
でも、期待した程ではなく、それでも10人以上同時に浸かっても窮屈さは
なさそうな程度に大きなものです。
でも、嬉しい事に、他に利用者がいません! 来るたびにいつも芋荒い状態
なので、これは嬉しいです。
やっぱ、日常的に利用する人達は、100円安い大浴場の方に行ってしまうの
でしょうね。

お湯は、まぁ、基本的に藤島旅館は藤島旅館ですので、同じです。
ただ、鮮度は良く、お湯そのものも濃く感じます。
湯船の大きさが影響受けていると言うのも、恐らくはあると思いますが、朝一
番だったのでそのお陰かも知れません。以前大浴場に立ち寄った時は夕方
とかで、時間的にも遅かったので、湯船の大きさだけが条件の違いではあり
ませんからね。

ちょっと贅沢したい時に100円多く出して利用すると良さそうな一湯です。

 




2009年 1月 10日 − 4度目の再訪

友人と川渡共同浴場と待ち合わせをしたのですが、少し早くついてしまい、時間潰しで
藤島旅館に立ち寄りました。
営業時間が長いので、ふらりと立ち寄れてとても便利です。
お湯は今さら説明不要の、とても気持ちが良い物で、ゆっくりと過ごす事が出来ました。


↑ 朝早くだったので利用者が少なかったです

↑ 心地良いお湯がドバドバ注がれる

↑ 玄関に猫が寝ていました



2009年 6月 20日 − 5度目

いやぁ、ほんと、我ながらここには何度も来ます。
今度こそ素通りしようと何度思った事か・・・ でも、安いし、お湯も良いし、何より
朝早くから夜遅くまでやっているので、とても便利なのです。
今回は友達と待ち合わせで利用しました。

この日は、なんと、早朝一番乗りです。
普段混雑しているイメージの藤島旅館ですが、ガラーンとしてます。ラッキー!
お湯はいつも通りに素晴らしいもので、別に新しい発見はありませんでしたが、
誰もいない藤島はとても不思議です。新鮮な気分で入る事が出来ました。


↑ アサイチでだーれもいません!

↑ ほんとに、だーれもいません!!!