箱 根温泉湯の花ホテル(箱根湯の花温泉)
★★★★
4.0
http://www.princehotels.co.jp/yunohana/
最終入湯日 : 2005-2/26
訪れた回数 : 1回

場 所
神奈川県足柄下郡箱根町湯の花高原
泉質
単純硫黄泉
風呂の種類
男女別内湯 ・ 露天
電話
0460-3-5111
料金
日帰り : 1625円

  - 箱根温泉郷 -

東京から近く、アクセスも容易な為、首都圏の奥座敷と呼ばれる。
箱根湯本、小涌谷、強羅、仙石原、芦ノ湖など、合計17箇所の
温泉地があり、泉質も種類豊富。湧出量も非常に多く、日帰り
客をはじめ多くの観光客で賑わう。






「箱根湯の花温泉ホテル」は、国道1号線沿いにある、箱根芦ノ湯温泉から程近くにあります。
折りしも突然降りだした雪の中、とても気持ちの良い単純硫黄泉を楽しめると言う噂を頼りに、
やっとの思いでたどり着く事が出来ました。

今回利用した「箱根湯の花温泉ホテル」で、プリンス系列のホテルです。
周囲にはゴルフコースがあるらしいのですが、この日は全てが雪で埋め尽くされており、
無粋なゴルフコースは忽然と姿を消し、周囲はまるで北海道にいるかと錯覚してしまうような
一面の銀世界が広がっていました。

ホテル内部は、旅館というよりもシティホテルのような落ち着いた感じの雰囲気です。
まずはフロントで会計を済ませます。日帰り入浴は一人1625円也。
箱根の日帰り入浴料金はどこも高めですが、ここはとりわけ高いです。
しかし、値段の高さ以上に気になるのが、1625円という中途半端な金額。
どう計算したらこんな金額になるのか、少し不思議に思いつつ、とりあえず大浴場へ向かう。

大浴場はフロントから延々5分位歩いた、かなり離れた所にあります。
通路も入り組んでおり、途中何度か迷いそうになりました。
脱衣所ですが、流石に1625円も請求されるだけあり、一通りの物が綺麗に揃っています。
タオルも自由に使って良いみたいで、この辺の使い勝手は何度も通った万座プリンス
ホテルを彷彿とさせます。


まずは内湯。洗い場が約10人分程あり、それぞれが大理石の
仕切りでパーテーション分けされています。
シャンプーやボディーソープ等も一通り揃っており、シャワーの出も
良く、使い勝手は悪くない。

内湯の浴槽は、畳3枚分程の大きさをしており、透明なお湯が
張られています。
入ってみたのですが、全く温泉っぽさを感じませんでした。
別源泉の単純温泉か、もしくは加熱循環により劣化し、お湯の個性が
完全に失われた、硫黄泉のなれの果てでしょう。(井戸水カモ?^^;)

お湯自体はどうでも良いお風呂ですが、大きなガラス張りの窓が
目の前にあり、内湯にしては結構開放感があります。
外にちらつく雪を見ながら入ることが出来て、なかなか風情が
ありました。

露天風呂は、内湯から外に出て、階段を数段 降りた所に
あります。
湯船の大きさは内湯の倍はあるかも知れません。
広々とした湯船には、青白く濁った硫黄泉が張られていました。
湯船の温度は41度で、ちょっとぬるめの適温。
臭いは強めの硫黄臭で、湯口からのお湯を口に含むと、
硫黄泉特有の苦味を感じます。
ほぼ中性のお湯らしく、酸味はごく僅かに感じる程度です。

空から降る本物の雪と、湯の中を無数に舞う粉雪のような湯花。
どちらをとっても心が癒される、とても気持ちの良い入浴が
出来ました。


ところで、湯口から出るお湯の温度も測ってみたのですが、
こちらはたったの43度しかありませんでした。
かなり広い浴槽を考えれば、湯口から足されるお湯だけで
湯温を保つのは到底不可能です。
恐らく、一部循環しているのか、どこかで加温処理をしている
ものと思われます。




改めて「箱根には色んなお湯が沸いているんだなー」と感じさせる、とても良いお湯でした。
1625円という金額設定はちょっと高いですが、一度位は行ってみる価値があるお湯じゃないかな?
湯巡りであちこちハシゴしながら入るのではなく、ここでは、じっくり、ゆっくりと、時間をかけて
お湯を楽しむ入り方をするのが良いかも知れませんね。