五浦観光ホテル 別館 大観荘 (五浦温泉)
★★★★ 4.5
http://www.izura.net/
最終入湯日 : 2010-1/22
訪れた回数 : 1回

場 所
茨城県北茨城市大津町722
電 話 0293-46-1221
風 呂の種類
男女別内湯 ・ 露天風呂
料 金
1000円
営 業時間
要確認 (比較的いつでも入れる模様)





飲 泉
循 環
塩 素
加 温
加 水





 
ナトリウム・カルシウム-塩化 物泉
(五浦観光ホテル 1号温泉)
71度 / ph7.9 / H20.12.5
Na+ = 3800 / Li+ = 1.9 / K+ = 25 / Ca++ = 1700
Mg++ = 1.5 / F- = 7.9 / Cl- = 7900 / SO4-- =
HCO3- = 5.8 / H2SiO3 = 52 / HBO2 = 60.8
成分総計 = 13580mg






五浦観光ホテルの別館です。直前に立ち寄った本館のすぐ隣にありますが、五浦観光ホテル
の敷地自体がとても広く、徒歩だと少し面倒な距離にあります。
別館とは言え、本館よりも遥かに大きな造りをしています。
この日は平日にも関わらず、入り口前にある広々とした駐車場は満車です。辛うじて駐車
出来るスペースを探して停め、入り口へ向かうと、でかでかと看板で「株式会社○○ 総会」
と言うような看板が掛けられていました。なるほど、だから混んでいたのですね。
お風呂も混んでいるだろうか。そもそも、立ち寄り入浴は受け付けてくれるだろうかと、
恐る恐る中へ入りました。



さて、内部。駐車場からも想像出来る通り、 結構多くの人で賑わっています。
玄関先の方に立ち寄り入浴を告げると、一旦フロントに通されそうになりましたが、
先ほど本館にも入ってきましたと伝えた所、ではこちらがお風呂ですとすんなりと
通して下さいました。別館と本館、両方に入れるなんて、ちょっとお得ですね。
お風呂は、何だか雰囲気の良い廊下を少し歩いた先にあります。私は基本的に
こぢんまりとしたお宿が好きなのですが、たまにはこういうのも良いですね。

お風呂は勿論、男女別です。
脱衣所から抜けると、いきなり露天風呂になっていました。アレ、内湯は?
もしかしたら内湯は内湯で、館内にあるのかも知れません。よく分かりませんが、いき
なり露天と言う割り切った造りで、少し驚きました。かなり広々としており、湯船は2つ、
左右にあります。洗い場もありましたが、こちらも完全に屋外です。
満車な駐車場を見て、混雑を覚悟しておりましたが、広い露天にも関わらず、誰一人
いません。考えてみれば、総会と言う事は社員の方々はそれに出席しなければならない
訳で、お風呂に入るのはその後ですよね。加えて、夕食時間にも重なっていたため、一般の
お客さんもいません。
こんなに大きなホテルの、大露天風呂を独り占めなんて、なんとも贅沢な気分です。

折しも1月、この季節に露天は少し寒いです。外気温度は勿論ですが、特に足元が凍りつく
ほどに冷たいです。
小走りに湯船に向かい、急いで掛け湯をして、お湯の中に飛び込みました。

最初に入ったのは、脱衣所から向かって左側 の湯船です。アメーバ状の湯船で、
温度は少し熱めの44度くらいに調整されています。
湯口からは熱いお湯がザブザブ注がれており、湯口付近では更にプラス1度くら
いのあつ湯です。
源泉は本館と同じものですが、流石に湯使いの近いからか、だいぶ印象が異な
ります。
アブラ臭は勿論健在ですが、それに加えて、金気臭と潮臭が強く、更にそれに
薬系(塩素臭ではない)の臭いが加わり、非常に複雑な臭いを発しています。
大抵のお湯は、臭いを嗅ぐと他所の温泉地の思い出が蘇り、「あぁ、○○に似
ているな」となるのですが、ここのお湯を嗅いでも、他の温泉地の記憶と符合し
ません。とても特徴的なお湯です。

肌触りはシットリ。ズシンと重いお湯で、体が芯からポカポカに温まります。
鮮度も非常に良くて、お湯の使い方もまったくもって、申し分ありません。
ただ、外気温のせいだとは思いますが、お湯から出ると一瞬で体が冷えます。
やっぱり私は内湯が好きです。
熱めのお湯と、冷たい外気温、出たり入ったりのサイクルが、非常に早く、この
日はココでラストにしてゆっくりしたいと思っていた私には、少し忙しなく感じて
しまいました。

 


続いて、脱衣所から出て右側にある湯船。こ ちらも左側の湯船と同じく、
岩風呂になっています。同じく、特徴的なアブラ臭を放つお湯が、掛け
流しにされていました。
こちらの湯船の温度は、ほぼ適温で、42度くらいでしょうか。
お湯から感じる特徴は、左側のあつ湯湯船の物と変わりありません。
ただ、温度が低い分、若干ですが劣化を感じます。僅かに茶褐色の湯花
も確認出来ます。
このお湯、時間が経つと、茶色く濁るのでしょうね。湯船の岩が変色して
います。
普段でしたら、鮮度の良い熱い湯船を利用する私ですが、この日はゆっく
りとお湯に浸かりたくて、私にしては珍しく、温い方で長時間過ごしました。

結局入浴していた1時間近く、誰一人来なく、始終広々とした浴室を独占できました。
ホテル系に立ち寄る際は、夕食時間は狙い目だと、改めて実感しました。
浴後、洗い場前の休憩所に行くと、誰もいなくて暇そうにしていた従業員のオバちゃんが、
お水を入れてくれました。長風呂して喉が渇いていたので、一気にコップ3杯くらい飲み
干しました。とても気さくなオバちゃんと、しばし談笑。なんだか癒されますね。
休憩所から出てすぐの所には足湯もありま す。漁師船の形をしており、こちらにも
アブラ臭が香る源泉が張られています。
最後に足湯もして、お湯を思う存分に堪能してから、この場を後にしました。


今回訪れた、五浦観光ホテルの本館と別館、お湯と言いホスピタリティと言い、
お宿そのものの雰囲気といい、申し分ありませんでした。
ウチの会社もここで総会をしてくれればなぁ・・・ 喜んで行くのですが。
大規模なお宿で、正直全てにあまり期待はしていませんでしたが、それを見事
に裏切る素晴らしい一湯でした!