松泉閣 湯 の平温泉
★★★★ 4.0

最終入湯日 : 2006-5/28
訪れた回数 : 1回

場 所
群馬県吾妻郡六合村大字入山4043
電 話 0279-95-3221
風 呂の種類
男女別内湯 ・ 露天風呂
料 金
500円
営 業時間
10:00 - 13:00





飲 泉
循 環
塩 素
加 温
加 水





 
ナトリウム・カルシウム-硫酸 塩・塩化物温泉
(第1号源泉)   71.2度 / ph8.35
Na+ = 202 / K+ = 5.19 / Mg++ = / Ca+ = 139
Cl- = 229 / SO4-- = 412 / CO3-- = 12
H2SiO3 = 102 / HBO2 = 15.1
成分総量 = 1120mg







 

道の駅「六合」近くにある秘湯の会加盟の旅 館です。

文字通りの秘湯。まず、車を駐車場に停めると、駐車場すぐ脇にある
インターホンを押します。「日帰り入浴出来ますか?」と聞くと、
「今は露天風呂しか入れませんが宜しいですか?」と仰る。
良く分からずに「それでも結構です」と答えると、「どうぞ降りてきて
ください」と言われました。

と、いう事で、案内板に従って遊歩道を歩く事に・・・
遊歩道は暫くの間ずっと下りで、5分ほど歩くとつり橋が見えてきます。
このつり橋を登ると、次は下った分だけの登りが待っています。
5分ほどの時間をかけ、やっと登りきると、そこにお宿がありました。
普段運動不足な私はちょっと疲れる行程です。

私の到着を待っていてくれたお宿の方に受付を済ませ、さて、露天風呂は
どこかと尋ねると、更に階段をずっと降りたところだと案内されました。
うーん、また降りるのか。。。
結局、階段を降りきってみると、先ほど渡ったつり橋と同じ高さまで
来ていました。
後でまた来た道を戻るのかと思うと少し憂鬱になります。


ともあれ、折角たどり着いた露天風呂。
一応男女別に別れており、目の前に川があるなかなか絶景なロケーションです。
折りしも新緑の季節、青空と若々しい木々がとても鮮明で、実に清々しいです。
お風呂は男女共に岩風呂で、無色透明、僅かに白湯花が舞うお湯が張られていました。

さて、お湯です。
正直、それほど期待していなかったのですが、かなり心地良いものです。
肌触りは少しペタペタツルツルするもので、お湯が体に沁みこんで来る
ような気持ちが良く、広い湯船の割にはあまり劣化している様子が
ありません。
お湯そのものからもほのかな硫黄臭が漂い、それとは別に、川原湯
温泉などで嗅いだ事があるコールタール系のアブラ臭もします。
クドすぎず、没個性すぎず、お湯がしっかりと主張していて実に優しい
印象のものです。
いやぁ、ココまで頑張ってきた甲斐がありました。
ちなみに、男湯の湯口が見当たらず、探してみたところ、浴槽内に
数箇所、パイプが顔を覗かせており、そこからお湯が注がれていました。
源泉は露天風呂すぐ脇にあり、引き湯距離は10メートルも無いのですが、
残念ながら足元自噴ではありません。
ただ、時折気泡がポコポコと浮き上がり、見た目にも実に心地が良い
のです。
源泉真上と言う事に拘らなければ、これはもう、ほぼ足元自噴と同じと
言っても過言では無いでしょう。
長湯するには少し熱めでしたが、出たり入ったりしながら、結構長い間
居座ってしまいました。
ちなみにその間、他の利用者は一人も来ませんでした。
落ち着いて入る事が出来たのもとても良かったです。




ちなみに、女湯にはちゃんと湯口があります。
湯口脇にはコップまで置かれていました。
紅鮭以外、誰もいませんでしたので、ちょっとお邪魔し、お湯を飲んでみたところ、硫黄味と
微量の塩味、ダシ味を感じました。なかなか美味しく飲めるお湯です。
臭いも湯口から直接嗅いだ方が強めで、こちらの方がハッキリとコールタール臭がしました。


帰り道、良いお湯だったなぁと振り返りながら、上り坂を歩く。
帰り道は登り坂のため、楽な道のりではありません。
ただ、良いお湯に入れたと言う満足感からか、不思議と足取りが軽く、思ったよりも早く
駐車場までたどり着きました。
数泉には向かないところですが、オススメです。
是非ともゆっくりとお風呂を楽しんできて下さい。

なお、今回利用したのは露天のみです。
内湯は清掃中になっており、残念ながら入る事が出来ませんでした。
うーん、これだけ良いお湯です。内湯にも入ってみたかったなぁ。
是非とも再訪し、内湯も利用してみたいと思いました。