旅館たにがわ (谷 川温泉
★★★ 3.5
http://www.ryokan-tanigawa.com
最終入湯日 : 2008-11/24
訪れた回数 : 1回

場 所
群馬県利根郡みなかみ町谷川524-1
電 話 0278-72-2468
風 呂の種類
男女別内湯 ・ 露天風呂
料 金
1000円
営 業時間
13:00 - 17:00





飲 泉
循 環
塩 素
加 温
加 水





 
単純温泉
(谷川温泉 河鹿の湯)   46.8度 / ph8.4 / H8.9.5
Na+ = 120 / K+ = 3.57 / Ca++ = 85.3 / Mg++ = 0.09
Cl- = 143 / F- = 1.14 / SO4-- = 226 / HCO3- = 13.1
CO3-- = 4.21 / H2SiO3 = 48 / HBO2 = 6.79
成分総計 = 650mg






文豪・太宰治ゆかりのお宿、「旅館たにがわ」です。前から名前を知っており、また、私自身が
太宰治のファンだった為、なんとなく気になっていました。
静かな山間にあるお宿ですが、とても雰囲気が良く、「お洒落」と言う印象です。所謂、普通の
人が想像されるような温泉旅館って、こんなお宿を指すのかも知れません。鄙びたお宿が大
好きで、そう言う所ばかり泊まり歩いている私には、少し場違いな気がしないでもありませんが、
今回、とある雑誌の企画で無料入浴が出来るので、早速利用させて頂くことになりました。

さて、内部も、お洒落な外観同様に、素敵な造りをしています。丁度チェックインのお客さんが
いらっしゃるお忙しい中でしたが、立ち寄り入浴も快く受け付けて下さいました。
お風呂は廊下を歩いて少し先にあります。途中、太宰ゆかりと言う事で、太宰治の展示物スペ
ースなんかがあったりします。話によると、太宰は1ヶ月ほどこのお宿に滞在していたそうです
ね。太宰も浸かったお湯に浸かれるとなると、ファンとしては嬉しくなります。



 

そのお風呂ですが、勿論男女別。脱衣所の先 には、内湯があり、その奥に
露天がある造りになっていました。
まずは内湯。とても雰囲気が良い湯屋造りをしています。左手側に広々とし
た湯船があり、右手側には洗い場がありました。
お湯は無色透明の物です。切り株の形をした立派な湯口からお湯が注がれ
ています。肌触りツルツルのお湯は単純泉。これと言った匂いはせず、なか
なか気持ち良いです。

少し残念なことに、循環されてしまっていますが、塩素臭はせず、お湯の鮮
度もそれほど悪くは感じません。
あまり熱く無いのでお湯にじっと浸かっている事が出来ます。

まさか、太宰がこの宿に泊まった時は、循環なんかされていなかったと思い
ますが、同じ源泉のお湯に浸かれるというのは嬉しいです。
浴室もきっとこんな立派じゃなかったと思いますが、太宰はこのお湯に浸かり
ながら、何を思ったのでしょうね。

続いて露天。こちらも内湯と同じ源泉が張ら れています。
湯口は滝のようになっており、ドバドバと滴り落ちています。なかなか見事!
ただ、残念な事に、ここのお湯も循環されてしまっている様子。
うーん、まぁ、仕方が無いのかな。
こちらも塩素臭などはせず、肌に優しい感じのお湯です。単純温泉であまり
特徴を感じませんが、ゆったりとお湯に浸かりたい人には、これで良いのか
もしれません。
こちらの温度は少し温めなくらいで、長時間過ごすには良さそうですね。


完全掛け流しの湯船が無いのは、温泉マニア的には少し寂しい限りです。ただ、雰囲気が良い
お宿でしたし、普通にお湯も気持ちよく、そのうえ無料で入浴させていただいたので、文句御座い
ません。何より、太宰治ファンとして、縁のあるお宿に来れたことは嬉しい限りです。
今度は温泉マニアとしてではなく、一旅行者として訪れてみたいと思った一湯でした。