もりまた旅館 (四 万温泉
★★★★ 4.0

最終入湯日 : 2008-4/13
訪れた回数 : 1回

場 所
群馬県吾妻郡中之条町大字四万3849-1
電 話 0279-64-2226
風 呂の種類
男女別内湯
料 金
500円
営 業時間
要相談  (基本的に日帰り不可)





飲 泉
循 環
塩 素
加 温
加 水





 
カルシウム・ナトリウム-塩化 物・硫酸塩温泉
(長静館の湯)56.7度 / ph7.0 / 自然湧出 / H13.10.9
Na+ = 303 / K+ = 21.9 / Mg++ = 2.31 / Ca++ = 173
Cl- = 500 / SO4-- = 314 / HCO3- = 74.8 / H2SiO3 = 106
HBO2 = 36.9 / CO2 = 8.8 /成分総計 = 1540mg







四万温泉の新湯地区にある、こぢんまりとしたお宿です。
こういう、規模が小さいお宿こそ、お湯の使い方が良いんですよね。是非立ち寄りたい
と思い、中に入ると、出てきたのはこのお宿のご主人。私が「立ち寄り入浴させて頂き
たいのですが」とお願いすると、「うちは立ち寄りはやっていないよ」との事。
うーん、残念。でも、残念そうにしていると、ご主人、「でも良かったら入っていくかい?」
と仰いました。ワーイ! お言葉に甘えて立ち寄りをさせて頂く事に。

お風呂は地下にあります。「どうせ誰も入っていないだろうから、好きな方を利用して良いよ」
と仰るご主人。でも、たまたま女湯に先客がいたので、「じゃあ、男湯を貸しきって入ると良い
よ。中から鍵を掛けちゃって!」との事。「はーい!」と言って、鍵を掛けようにも掛からない。
アリャ、鍵穴が埋められていて、掛からない仕組みになっているではありませんか。
「ここの事は女将にまかせっきりだからねぇ〜、何がどうなっているんだか分からないや」
と、あっけらかんとしたご様子。気さくでとても楽しいお方です。
結局、他のお客さんに迷惑を掛けてはいけないですし、貸切は遠慮して、普通に男女別れ
て利用する事にしました。



さて、その男湯。旅館の規模相応とでも言う べき、こぢんまりとした、
共同浴場のようなシンプルな造りをした物です。
お湯は無色透明。わずかに潮臭と芒硝臭が混じる、しっかり特徴を
感じるものです。期待したお湯はしっかり掛け流しでとても気持ちが
良いものです。湯口にはコップが置かれており、お湯を飲むことが出
来るようになっています。
湯口にコップが置かれている温泉で、お湯の使い方が悪い所は、ほ
とんどありません。口に含んでみるとごく僅かに塩味を感じます。

お湯の温度は適温で、42度くらいでしょうか。いつまでもゆっくり入っている
事が出来ます。
玄関から見ると地下にあたりますが、川に面した傾斜地に立っている為、
ちゃんと窓があります。窓を開けると、目の前には四万川と、旅館すぐ脇を
流れる小川が滝になっており、その両方を見下ろす事が出来ます。
ザアザア流れる滝の音を聞きながら入るお風呂は本当に素晴らしい!
四万温泉と聞くと、大規模な旅館やホテルを連想させられますが、このように小さい
ながらも良いお湯をしっかり守っているお宿があると思うと、嬉しくなってしまいます。
女湯に入った紅鮭曰く、先客は前橋から来ているお婆ちゃんだとの事。
地元の人にも愛されながら、この先も頑張っていって欲しいと思いました。
お湯だけでなく、心優しいご主人にも感謝感謝の一湯です!