共同浴場(沢 渡温泉)
★★★★
4.0

最終入湯日 : 2008-4/27
訪れた回数 : 2回

場 所
群馬県吾妻郡中之条町大字上沢渡
泉 質
カルシウム・ナトリウム硫酸塩炭酸水素塩化物泉
風 呂の種類
男女別内湯
電 話
0279-66-2841
料 金
200円 (浴衣着用の宿泊者は無料)
営 業時間
10:00-21:00

  - 沢渡温泉 -

山間の静かな場所にある、古くから「草津の仕上げ湯」として
有名な温泉地です。美人の湯としても知られ、「一浴 玉の肌」
と言い伝えられています。





群馬の温泉と言えば、何を差し置いても「草津温泉」が一番有名ですが、沢渡温泉はその
草津の程近くにあります。
開湯は10世紀までさかのぼり、古くから草津の仕上げ湯として知られた所ですが、温泉街の
様子は県内外から連日多くの観光客が訪れる草津とは対照的で、とても閑静な所です。
山懐にいだかれ、こじんまりとした雰囲気は、何故か心が癒されます。

今回私が利用した「沢渡温泉 共同浴場」は、温泉街の中心地にあります。
メインストリート沿いにあり、駐車場もある為アクセスはしやすいのですが、素朴な造りを
している為、気にかけていないと見落としてしまいそうな外観です。

共同浴場の入浴料は僅か200円。浴衣を着た沢渡温泉宿泊者なら、無料で利用出来るそうです。
私は日帰りでの利用だった為、200円払う。思わずニンマリしてしまう安さ。
中は脱衣所と浴室、簡単なトイレがある、簡素な造りをしています。
扇風機程度ならありますが、所謂共同浴場のため、日帰り温泉施設にあるような休憩室など
はありません。

さて、肝心の浴室ですが、湯船が2つある、共同浴場としては広くて立派な造りをしています。
手前の湯船は3人入ると窮屈と思われる、ちょと小さめのもの。奥の湯船は、5人程度ならば
ゆったり入れる、ちょっと大きめのものです。どちらの湯船にも、白い湯花がたっぷりの
無色透明のお湯が掛け流しにされています。

まずは奥の湯船に入る。お湯の温度は42〜43度程度と思われる、少し熱めの適温のお湯です。
肌触りに大きな特徴はありませんでしたが、少しツルツルする肌に優しそうな感触。
焦げ硫黄臭が何とも心地良いです。
湯口付近には飲泉用のコップが備え付けられており、飲んでみたところ、硫黄の苦味と塩分が
ちょうどよい具合で混ざった、とても飲みやすいものでした。思わずガブ飲み。
塩分を含むお湯のせいか、暫くすると体中から汗が一気に噴出し、心地のよい気だるさを
感じました。夏場の長湯にはあまり向かなそうです。

次に入った手前の湯船にも、奥の湯船と同じお湯が張られています。
しかし、こちらは湯船が小さい分、浴槽内のお湯の温度は高めで、体感45度前後と思われます。
肩まで浸かって暫くすると、手足の指先がジンジンとしびれてくる、なかなか攻撃的な温度です。
熱湯は苦手じゃないですが、私はぬるい方が好みなので、少しだけ入って出てしまいました。
お湯の鮮度はどちらもあまり変わりませんでしたので、熱湯好きなら手前、適温が良いなら奥と、
好みで使い分ければ良いでしょう。




2008年 4月 27日 − 再訪

久しぶりの再訪です。
手前熱め、奥温めのいつも通りの光景でしたが、手前の湯船に地元のオジイチャンが
ガンガン加水。いや、熱くて入れないなら奥へ行っておくれよ・・・
「熱いのが好きなので・・・ ゴメンなさい、水止めても良い?」と聞くと、オジチャン快く
止めてくれましたが、平然と入る私を見て「良くそんな熱いのに!」と、驚いていました。
いや、45度しかなく、そんな熱くは無いってば。草津の共同浴場の方がもっと熱いです。

お湯の感触は、芒硝成分でビリビリ! それに硫黄臭と、ツルリとした肌触りも加わって、
とても気持ちが良いです。
何故か温い方へは移動せず、湯船の淵でくつろぐオジイチャンと世間話をしながら、良い
お湯をしっかりと堪能させて貰いました。