湯の花 旅館(万座温泉)
★★★★
4.5
http://www.manzaonsen.gr.jp/yunohanaryokan/
最終入湯日 : 2008-4/27
訪れた回数 : 2回

場 所
群馬県吾妻郡嬬恋村万座温泉
泉 質
酸性硫黄泉
風 呂の種類
男女別内湯 ・ 混浴露天風呂
電 話
0279-97-3152
料 金
素泊まり : 3300円(2名宿泊1名料金)
営 業時間
10:00 - 15:00

  - 万座温泉 -

草津温泉から車で約30分。白根山の更に先に位置する。
標高1800メートルの高所にある秘境の温泉地で、源泉の数は
29箇所で、その殆どが濃厚な硫黄泉。






サルノコシカケ風呂で知られる、万座温泉「湯の花旅館」へ行ってまいりました。
湯の花旅館は万座温泉の中でもとりわけ古く、山小屋のような感じの施設です。
ちなみに、冬場は旅館までの道のりが雪に埋もれてしまうため、万座温泉の
バスターミナルから宿泊客をスノーモービルで送迎しているらしいです。

旅館の内部も山小屋そのものでした。5月最 後の週末だと言うのに、
玄関先には大きなストーブやスノーボードの板がそのままに残されており、
冬場の厳しさをうかがい知る事が出来ます。
何故か大きな蜂の巣と、祠のようなものもあります。
靴を脱ぎ、矢鱈沢山転がっているスリッパを適当に履いて、受付をしました。

なお、今回の日帰り入浴は「自遊人」の温泉パスポートを利用した無料入浴です。
宿の女将さんはとても気さくな感じの方で、嫌な顔一つせずにパスポートに
判子を押してくれ、浴場までの簡単な案内をしてくれました。

↑画像はクリックで拡大出来ます

さて、浴場ですが、男女別の内湯と混浴の露 天風呂があります。
有名なサルノコシカケ風呂は内湯のみ。
早速内湯に入りました。


内湯は、いかにも湯治場という風情が何とも心地よい、古びた木造の
建物をしています。湯船は一つだけで、4-5人入ったら窮屈になって
しまう程度の大きさ。
長い間使われ続けてきたであろう木々は黒く変色しており、これが
薄く青味がかった白濁の硫黄泉とマッチしていて、実に趣があります。
この内湯最大のウリ、サルノコシカケは、湯口のお湯が汲み置きされて
いる所にとぐろを巻いて入れられていました。

見た目は木の弦みたいになっており、もしか したらこの木にサルノ
コシカケが生えているのかな?
そもそも、私はサルノコシカケがどんな形をしているか知らないため、
あまりじっくり観察をしなかったのですが・・・
とにかく有難い物らしいです。


湯は43度で、少し熱めの適温です。
ぬるすぎるとお湯が劣化し力不足になってしまう事が多いため、
熱めな事は良い事なのですが、長湯にはあまり向きません。
濃いめの硫黄臭がとても心地よい、肌触りサラサラの酸性泉です。
湯口の隣には飲泉用の湯のみが置かれており、一口飲んでみたところ、
苦酸っぱい硫黄泉独特の味がしました。
効果の程は分かりませんが、サルノコシカケ成分で健康になれる・・・
かも知れません。



なお、混浴露天ですが、一度服を着替えなおさなければならないのと、大勢いる
らしいオバチャン達の談笑が聞こえていたので、入り辛さを感じて今回は利用
しませんでした。

摩訶不思議なサルノコシカケ風呂。
この効能を求め、自炊湯治で長期滞在するお客さんも多いと聞きます。
効果を信じる信じないは別として、珍しい試みですし、お湯そのものはお墨付きの
万座温泉ですので、是非ともお試し頂きたいお勧めの一湯です。



2008年 4月 27日 − 再訪

3年ぶりに再訪してみました。
相変わらずの鄙びた外観に感動!万座にはこう言う山小屋のようなお宿が一番似合い
ます。
ただ、日帰り入浴料金は、以前500円だったのですが、700円に値上がりしていました。
うーん、残念。万座はお湯は良いのですが、どこも金額が高いのがネックです。
前回訪問時、玄関先にスリッパが散乱していたのですが、今回は整然と綺麗に並べられ
ていました。

お風呂は相変わらずです。内湯のサルノコシカケはそのまま健在。相変わらず不気味に
とぐろを巻いています。
お湯はとても濃くて気持ちが良いです。つい先日宿泊した万座温泉ホテルのお湯より余程
濃いです。温めでじっくりと入っている事が出来ます。
今回は前回入ることが無かった露天も利用しました。青空の下、お湯が青白く輝いて見え
て、とても美しいです! ちょっと熱めのお湯は、46度!源泉が高温なので、これでも加水
されているのですが、長湯は出来そうにありません。
利用者が少ないせいでしょうか、内湯より鮮度が良く感じます。あまり長時間入っていると
ぐったりと疲れてしまいそうですが、とても良い湯で満足でした。